緊急事態宣言 源流釣りは自粛中

もっこく池
四国渓師ブログ   2020/5/5

人に会うことが希な源流釣りが自粛対象になることに違和感を感じているが阿弥陀岳の滑落事故を例に挙げ救助や医療体制が削がれることへの批判論調が渓流釣りSNSに溢れている。源流釣りも日常に比べれば危険が多ので同じようなことが起こる可能性はあるにしても『源流に行く覚悟』という観点が抜け落ちた正義を振りかざすのは大嫌いだ。

都市圏と地方の自粛を一括りにするのはおかしい。移動制限・直出直帰・源流に行く覚悟を守ればそれぞれの自粛のあり方で源流釣りを楽しむのは何ら問題ないと思っているが少なからずネットに身を置く立場なので批判に晒されることを嫌って自粛継続中としている。

GW明けに緊急事態宣言が解除される予定だったが5月末まで延長される発表があった。

誰もGW明けにコロナ問題が収束するとは思っていないが中国の春節大移動で世界中にウィルスが拡散していった状況を考えればGW中に人の移動を制限した緊急事態宣言に効果があって世間に広がる異様な自粛ムードが解消され源流に行ける日常が戻ることを願っている。

次の判断は5月14日だったけ・・・・


家から5分で行けるもっこく池は自粛対象外でいいだろう。

田植えがはじまり水門から水が出だしたのを見計らい虹鱒釣りを再開した。

水門から水が流れ込めば水中の状態が変化して虹鱒の活性が上がるだろうと思っていたが大した変化は起こらなかった。流入する水量が少なくて池の水位は1日半ブロックほど下がり続けて現在は西側斜面の通路が出てきた。

竿がPowerSPECにかわってから大物と対峙していない。竿にどれほどのパワーがあるのか未知数で40オーバーの虹鱒に走られることがあったので少し不安を覚えていた。

最初に相手してくれたのが70に近い野鯉だった。

虹鱒特有の突っ込みがなかったので早い段階から野鯉だろうと気づいていた。半端ないトルクでグイグイと沖に引っ張られ大きく竿を曲げられたが竿の限界に達する前で正面に向かせることができた。野鯉は沖にさえ走らせなければ泳ぎ疲れるのを待って取り込むことができる。70近い野鯉を余裕を持って取り込めるなら70クラスの虹鱒とも対峙できそうな自信が付いた。

野鯉はもっこく池で外道として扱われる存在なのだがのべ竿のパワーゲームとって好敵手だ。


35クラスの虹鱒を何匹掛け少しは活性が上がっているようだ。

日が沈み池の水面が陰に覆われた頃からアタリウキがピクピクするだけの小さなアタリ、何度か合わせてみたが全然合わない・・・・ラインを張って竿先が曲がったなと思った瞬間に竿が持って行かれたオートマチック

「ちょっとデカいかも・・・・」と思っていると4回ほどジャンプして楽しませてくれた。

取り込んでみると玉網の枠幅に少し足りない・・・・今シーズンのもっこく池では大きいサイズに分類されるが50を越えなければ好敵手とは呼べない。


 

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