高屋神社へ車で行くのはなかなか複雑な道筋になる。
昨日はナビに目的地を高屋神社駐車場にポイントして案内して貰ったが七宝山トンネルを潜り仁尾方面へ向かせようとした。流石にトンネルを出たところで間違いに気付いた。ナビの目的地は海岸沿いの県道21号から高屋神社駐車場が一番近い場所だった。
ナビの地図に駐車場までの道がつながっているのは確認できるが車の通れない山道と判断しているのか?それだったら車道が途切れて山道がはじまる場所まで案内しろと思うのだが気の利かないアホナビである。ネットを見ていたらgoogleマップでも同じようなことが起こると書いてあったのでナビ自体の問題ではなく地図データに問題があるのかもしれない。
今日は、道の起点となる不動に滝から歩いて帰ってきたのでナビに頼らなくても迷うことはない。
駐車場は30台程の車を止められるが、平日なのに満車状態で半数以上が県外ナンバー、香川ナンバーの中にもレンタカーが数台混じっていた。
どうしてこんなに人気が出たのか?
一説によれば四国八十八景に選ばれて知名度が広がった・・・・たぶんきっかけはこのプロジェクトだったかも知れないが四国八十八景のサイトを覗くと失礼だが万人を惹きつけるような見映えがする写真ではない。インスタに代表されるSNSの写真がネット上で広まり誰が名付けたのか『天空の鳥居』と言う形容詞が人々を惹きつけ同じようなインスタ映えする写真を撮りたい行動を巻き起こしたのだろう。また、近くにある同四国八十八景の父母ヶ浜との相乗効果も忘れてはならない。
駐車場から急な坂道を5分弱登れば高屋神社に到着する。鳥居に向かい境内を進み『天空の鳥居』の全景が見え出すと想像していた風景を現実の風景が超える瞬間だ。
タイムラプスの時間待ちをしている後ろから聞こえてくる一声の殆どは「わぁー凄い」だった。
そして、写真撮影
鳥居をフレームにして観音寺市街、海岸線と燧灘、遠くには石鎚山系の山影が連なりと空・・・自動的に遠近法を施した絵が出来上がっているので鳥居の中に収まればインスタ映えした写真が出来上がる。人気の出る要素は元々備えていた鳥居にブームが後から付いてきたってことだろう。
稲積山周回で長距離を歩いた後、再び車で登って来たのは夕陽のタイムラプスを撮りたかったためだ。人の流れはひっきりなしで鳥居周辺に集まってくる。出来るだけ人を写らないようにしたら鳥居の全景は入らずこれくらいのアングルにした方が無難です。
人の動きをシルエットにするのもある意味面白い
2日目のトライ
雲の動きもそれに合わせた波の反射もバッチシなんだけど、ND16を噛ましても逆光がキツすぎて入射角度によってフレアーが発生している。フレアーは嫌いじゃないのだけど緑玉は目立ってしまう。今度機会があるならCPLでも使ってみよう。
鳥居の向こうに広がる階段を全景とした風景も素晴らしい。
この風景を見て下から登って見ようと思った次第です。
下から登ってこなければ天空を見上げる情景は味わえない
鳥居は人が住む俗世から神聖な御神域への入口を示す門なので高屋神社参拝を目的とするなら下から登り石階段を経て鳥居を潜るのが正しい。
これもいい写真だと思うのだが・・・・
YouTube動画
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