四国の山歩き 2014/10/29 晴れ
『釣り&焚き火キャンプ』釣行で右の袋ハギを痛めた。
何処でどうなったか分からないが痙った時のような傷み、でも痙ってはいないので傷みを堪えれば歩くことができる。終盤のゴルジェの高巻き、涙目になりながら堪えた。
何処でどうなったか分からないが痙った時のような傷み、でも痙ってはいないので傷みを堪えれば歩くことができる。終盤のゴルジェの高巻き、涙目になりながら堪えた。
2日目も釣りの予定だったが、まだ傷みが残っていたが留守番で自重した。それで今シーズンを終えていれば良かったが最終日前日にKEIZOUさんからラブコール・・・・「足の具合はどう?最終日何処かに行かない・・・・」
あれから中3日、多少の違和感が残っているが傷みはなく歩くにはなんの支障もない。たぶん大丈夫だろうと最終日のために残しておいた渓に出かけることになった。
車止めから急斜面を200m下降して渓に立った。
踏ん張ったり、伸ばしたり、凸凹でバランスを崩したり平坦な道を歩くのとは別物で徐々に袋ハギの痛みが出てきた。8寸が釣れたところで釣りは止めてKEIZOUさんに着いていくのが精一杯になってきた。
釣りの方は取水を越えても1日前くらいの足跡が続きサッパリ・・・・このまま最源流まで行くか?来た道を引き返すか?の選択 俺のオンボロ足に気を使って頂き引き返すことになった。
朝下降した急斜面を登り返すのは無理、取水の点検道を経由して本流との合流付近まで回り込んで尾根道に取り付いた。やっとの事で車止めに戻ると、袋ハギが痛くてもう歩けない状態だった。どうして脱出不可能な渓を選んでしまったのか後悔しても手遅れだった。
最後に8寸が釣れたから良しとしようか・・・・
あれから1ヶ月、足を痛めたことも忘れるくらいになっていた。
そろそろオフトレ山登り、足の状態を確かめる計画。まずは瓶ヶ森に登って大丈夫だったら石鎚に足を伸ばすとしよう。
瓶ヶ森
瓶ヶ森に登る。
折角だから朝焼けと雲海を撮影したいと思い、日の出の1時間前5時15分、ヘッドランプを点けて登りはじめる。よく整備された登山道なのでヘッドランプの明かりがあればなんら問題ないし、山頂までは尾根の1本道だから迷う心配もない。
男山まで登ると遠くの山並みが明るくなりはじめたので急ぎ足で山頂に向かう。
山頂には既にカメラマンが二人、先端の一番良い場所に陣取って三脚を構えている。割り込ませてもらおうと思ったがこっちはコンデジなので少々気後れして遠慮気味に二番場所で撮影をしていると
「えっ、コンレジなのに三脚・・・・」って感じで見られているような視線。
コンデジでも暗いときは三脚は必要なのです。
でっ、朝焼けと朝日を撮ってきました。
運がいいのか?悪いのか? 天気が良すぎて雲海は見れませんでした。
運がいいのか?悪いのか? 天気が良すぎて雲海は見れませんでした。
瓶ヶ森山頂(1898.2m)
気になるのは渓筋
吉野川最源流 白猪谷源流が見える。
吉野川最源流 白猪谷源流が見える。
氷見二千石原へ下る
西斜面の緩やかな笹原が瓶ヶ森の魅力
西斜面の緩やかな笹原が瓶ヶ森の魅力
足は何ともありません。
次のミッション石鎚山に向かいます。
土小屋から山頂まで結構遠いなぁ。
次のミッション石鎚山に向かいます。
土小屋から山頂まで結構遠いなぁ。
石鎚の登山口から瓶ヶ森を望む
山頂付近は緩やかで穏やかな表情をしているが西斜面は切り立った山容だ。
山頂付近は緩やかで穏やかな表情をしているが西斜面は切り立った山容だ。
石鎚山系から赤石山系は海からいきなり切り立った地形で遡行が厳しい渓が多い。
石鎚山
よく整備された登山道が続く
さすがに、西日本最高峰の石鎚山はメジャーですね。
ここでも気になるのは渓筋
加茂川 御塔谷源流とは面河本谷の犬吠谷
登山道から見上げる石鎚は大迫力です。
二ノ鎖元小屋で休憩、距離は残り600mだが標高差は200m 平均斜度が20°に近い・・・・渓流で平均斜度が15°を越えればムチャクチャ厳しい渓です。
再び歩き出すと右の袋ハギが痙りそうになる。かばっていると左の袋ハギ、それをかばっていると今度は右の太股・・・・運動不足なのに、いきなり無理をしすぎたか?山頂までもてばいいのだが・・・・。
やっと、弥山(石鎚神社)に着いた。
すでに50人くらいの登山者で賑わっていた。
石鎚のピークは天狗岳 細い稜線が「こっちにおいで」と呼んでいる。
まだ、足が痙り気味・・・・ギャラリー沢山いるので稜線で立ち往生したら恥ずかしいから
長めの休憩をしてから天狗岳に向かう。
長めの休憩をしてから天狗岳に向かう。
天狗岳(1992m) 四国のピークに立つ
弥山を振り返る。
岩の間から下を覗き込むと、もの凄い高度感
「おお、怖ーー」
「おお、怖ーー」
左が二ノ森(1929.6m)と右が西ノ冠岳(1894m)
下りは膝に来たが、傷みを堪えながらの下山は百戦錬磨、渓帰りで慣れている。
登りも、下りも標準時間だった。足は、完治したみたいです。
石鎚スカイラインから石鎚を見上げる。
先端はもう一つの最高峰 南尖峰(1992m)、左奥に見えるのが弥山(石鎚神社)です。
空に突き上がるようでカッコイイ山です。
遡行データ
瓶ヶ森⇒登山口ー瓶ヶ森(1898m)ー
氷見二千石原ー登山口
石鎚山⇒土小屋(1492m)ー弥山ー
天狗岳(1992m)ー弥山ー土小屋
瓶ヶ森⇒登山口ー瓶ヶ森(1898m)ー
氷見二千石原ー登山口
石鎚山⇒土小屋(1492m)ー弥山ー
天狗岳(1992m)ー弥山ー土小屋
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