最終釣行と納竿キャンプ

渓流釣り遡行記2023
吉野川水系   2023/9/29   晴れ
今シーズンの最終釣行
釣行後、釣り仲間と渓流シーズンの終わりを惜しみつつ、四方山話に花を咲かせる納竿キャンプが待っています。
渓の水量は平水の1/3程度しかなく渇水の様相を呈していた。
大滝の渕尻には青石のケルンが積まれていた。
アタリがないのは「そう云うこと・・・・」なのだろう。

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流れの緩い水面は鏡面状態
こうなってしまっては、もはや手も足も出せない。
幸いなことに渓の風景は申し分ないので、今シーズン最後の渓歩きを楽しむことにしました。
まだ、序盤なのに『諦め』が入っています。
2番目の大滝でチビアマゴが針掛かりしてボーズを免れた。
やたらパーマークが多いアマゴ、見た目11個だと思うが2階建て部分の位置が微妙でそれを合わせたら15個にもなるからアマゴって感じじゃないね。
 
チョット気になったのが進行ルートを示す赤テープ
赤テープの代わりに荷造りの時に貼るあのテープ・・・・だいたい、目印の赤テープってものは迷いそうな場所に申し訳なく付けるのが基本ですが一定間隔で源流域までビッシリ・・・・折角の美しい渓相が台無しです。それにしても『取扱注意』って何なんだよ。
撤去することを願います。
紫の花
樹々の葉々は色付こうとして空は秋の雲が浮かんでいました。
漸く7寸
アタリが出たのは上から白泡が流れ落ちる竿抜けの狭い溜まりだった。
随分抜かれてしまったと云う印象ですね。末永く源流釣りを続けたいのであれば自然の恵みに対して謙虚であるべきだと思うばかりです。
水が無い。
これじゃねぇ。。。。
水量は少なくても落ち込みの下に深みがあれば、まだ喰ってきます。
8寸はあると思ったけど少し足りない。
『8寸釣れない病』を発症したまま禁漁期を向かえることになりました。
釣れないから遡行ペースが速い。
魚止めはまだ先なのに水はチョロチョロしか流れていません。
これにて、2023年シーズン納竿です。

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焚き火を囲みながらの納竿キャンプ
渓師が4人集まれば渓の四方山話が尽きることはありません。
話は既に来シーズンの釣行先に変わりました。
今宵は中秋の名月です。
月明かりの野営宴会を期待していたのですが月は雲の中に隠れてしまいました。
夜中、目が覚めるとテントの中が明るくなっていました。
外に出てみると雲の厚みが薄くなったのか月の丸いシルエットが見えるようになりました。
酔いも覚めているようなので、カメラを取り出し中秋の名月撮影になりました。
だんだん、西の空に雲が無くなり晴れてきた。
コーヒーを沸かして暖まりながら晴れ間に月が移動するの待つことにしました。
中秋の名月とススキ、団子があれば完成形になるのになぁ
釣りは渇水に沈みましたが、なかなか良い『納竿キャンプ』で渓流シーズンを締めくくることができました。
釣り仲間に感謝です。
遡行データ
  2023/9/29   晴れ  吉野川水系
  遡行距離:5.8km 標高差:270m 
  釣果:9尾 最長寸:23.0cm

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