吉野川水系 2022/4/28 晴れ
標高1000mを越える渓にも新緑が眩しい季節になってきた。
青空とのコントラストに若葉の明るい緑が映えます。
落ち込みの正面は無反応
右から巻き途中に左岩の奥に深みがあったので仕掛けを入れると喰ってきた。
いつもなら真ん中に餌を入れるだけで直ぐに寄ってくるのに・・・・なんかおかしい。
アマゴが居ないわけではない。
まぁまぁのサイズが渕尻に浮かんで入るか仕掛けを入れると岩陰に隠れてしまう。
これは釣り人にいじめられ辛い思いをしたってことか?
目印に何度もアタックしてくるアマゴもいるが餌を水面でアピールしても無反応、羽根虫が飛びはじめ夢中になる餌が違うようだ。
釣れない理由は沢山ある。
あれこれ目先を変えてみるがどうも釣れない。
まぁ、釣れないアマゴを針掛かりさせる高度な技術は持ち合わせていない。
気分は沈み気味だが明るくて渓相抜群の美しい渓なので暗い顔して遡行するのは勿体ない。
写真モードに切り替える。
短い渓だから写真を撮りながらでも目的の場所まで行けるだろう。
前回から滝のスローシャッターを手持ちに変えた。
三脚を持ち歩くのは重たいしセットするのに時間が掛かる。
このカメラはミドルレンジだが5軸補正で4段分までの手振れを補正できる優れもの
焦点距離24㎜なら 12⇒6⇒3⇒1.5(4段) シャッタースピード1/2秒でシャッターが切れる。
ズームアップしても気合いを入れればなんとかなっている。
偶に失敗することもあるがかなりの高い確率で手振れが止まっている。
期待通りの結果に気分をよくして次の良からぬ計画が進行中です。
源流の巨木もいい写真素材になる。
厳しい環境で長く立っている年月は風格に刻まれた凄みが伝わってくる。
巨木の全貌を収めるには超広角レンズが必要、三脚がなくなれば交換レンズを持ち込める。
なかなか良い森だ。
下草が生えていれば更に森が深くなった印象を受ける。
少し8寸には届かなかった。
変な光が入らなければ防水コンデジでもソコソコの絵になる。
水辺に近づけるってのが最大のメリットです。
三脚に縛られない手持ちのメリットはアングルが自由になること。
何枚かの写真で短編的な物語が表現できないかと思っている。
帰り道を越えた場所にある魚止めの滝に期待していたが無反応だった。
瀬の流れをどうにか上手く撮れるようになりたい。
1秒以上のシャッタースピードが必要になるので三脚は外せなくなるなぁ。
帰り道も写真を撮りながら・・・・
ミツマタの花は終わりかけ代わってヤマブキの黄色が鮮やかだった。
釣果に不満はあるけど写真の撮れ高は上々だった。
1眼カメラで120枚は取り過ぎかもね。
釣ることを優先すべきだが源流にはそれ以外の楽しみも沢山ある。
取り敢えずは写真に掛ける時間を少しずつ増やしていければと考えています。
2022/4/28 晴れ
遡行距離:4.7km 標高差:320m
釣果:8尾 最長寸:23.0cm キープなし
コメント