新緑のホームグランド

渓流釣り遡行記2021
渓流釣り遡行記2021
  東予水系 2021/4/15 晴れ 
割と遡行の厳しい渓
いつもなら早期に入渓することが多いが脚力や体力の衰えでウェーダーを履いての遡行に負担を感じるようになってきたので足回りが夏仕様に変わる時期を待っていた。
ウェットにするのは時期尚早、防水ソックスとスパッツの組み合わせをもう少し水温が上がるまでの間の足回りにする。
防水と書いたが足先が水に浸かれば直ぐに水が染みこんでくる代物、まぁ足先が少し冷たいだけで常に水の中に入っていなければ体温が冷たさを和らげてくれるのでなんとかなる。
1時間くらい歩き核心部から入渓する。
滝と大淵が連続する核心部、淵毎に竿を畳んでの高巻きを強要され木の根っ子やクラックを探りながらギリギリの遡行になるがその見返りの釣果が少なくなってきたのがここ数年の難点になっている。
しかし、この淵だけは別格
滝からの落ち込み先端が深くなった場所で8寸以上が必ず釣れる。この上にある大淵は渕尻に立つのが一苦労するのにほぼ釣れないのとは対照的だ。
「違いは何だ???」
まだ、サビが取れない格好いい雄の9寸、今回も期待を裏切らなかった。

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山椿が多い渓

人里では既に散ってしまった椿の花がまだ咲いていた。

色彩が少ない渓流でこの紅色は異様に色気立つ存在だと感じているのは俺だけか?

連瀑を高巻き20m以上急斜面を下りこの渓最大の大滝下に立つ

危なっかしい思いをする割にはチビ助しか釣れない・・・・

また登り返すのがメチャシンドイのだけど渕尻から見上げた美しい滝を見ないで通り過ぎることはできない。

いつもはチビ助しか釣れないの何故か8寸

メチャ嬉しい!!


やがて核心部が終わり遡行が比較的楽になる。

渓の斜面が新緑に包まれ山ツツジが彩りを添える春らしい風景、源流シーズンを告げるアケボノツツジを探しながらの遡行だったが見つけることができなかった。

連休中が花のピークなのでもう少し先かも知れない。


今シーズンの初尺が釣れました。
尺伝説  尺滝の尺1寸

そろそろ終盤
水量が落ち着き中淵が連続して釣り安い区間には大物はいない代わり5、6寸が歓迎してくれた。
まぁ、それはそれで楽しい。
尾根越えの距離が長い帰り道
下りは楽なんだけど足が上がらず枯れ木に躓くようになってきたので腰を下ろして長めの休憩を取った。
足回りが夏仕様に変わったとしても脚力の衰えが解決し訳ではない。
それでもホームグランドをやり切れたことの自信は大きい。
遡行データ
 2021/4/15  晴れ
 遡行距離:7.2km 標高差:530m 吉野川水系
 釣果:51尾 最長寸:33.0cm キープなし
 

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