滝見物になるところだった

渓流釣り遡行記2017
吉野川水系  2017/2/18 晴れ
車外気温が8℃ 暖かい朝を向かえた。
気になるのは細かい雨、ワイパーの間欠時間を最長にして、ゴム音が鳴っているので大したことはない。案の定、山道に入るとパラパラと降ってきた・・・・今日は晴れの予定なのにウェーダーを履いているので合羽を二重にすれば体が濡れる心配はない。
しかし、露出した手が濡れると体温を奪われてメチャクチャ寒く感じる。解禁当初のこの時期は、雨より雪の方がマシだと思う。車止めに着くと雨が止み、そのうち晴れ間が見えだし天気は回復傾向に向かっていた。
今日の渓は、大滝・連爆・大淵、2月に行けるような渓ではないが、南斜面の源流域が西斜面で日当たりが良く雪が少ない。帰り道もしっかりしているので、行け行けドンドンで危険を感じたら引き返せば良い。
最初は、程よい落ち込みと良淵が続く、いつもは、チビが連続して釣れるがアタリが渋い、この先、釣れないと困るので6寸の証拠写真
この大滝は、直に落ちて直角に曲がる。
水の勢いが激しすぎるのか緩い場所に大物が浮いているのを見ることがある。今日も、手前からそぉーっと近づいて・・・・4寸が釣れた。
どうも、釣れない。足跡もないのにおかしいなぁ と思っていると渕尻に6寸が腹を返して沈んでいた。足跡がないのは雪の上を歩いたからか?雪の時期なら、そう上流にには行けないだろうと踏んだ。


連爆までやって来た。6寸が精一杯、釣果も一桁・・・・連爆途中で竿が出せるのは三カ所


連爆を抜けて漸くアタリが出はじめたて7寸、野性味溢れる容姿、在来を感じさせる良いアマゴだ


2段の大滝
数少ない影の部分、氷が貼り付いて寒々としている。この滝がねぇ いつも釣れないんだ。


源流のミニゴルジェ
毎年、埋まって小さくなってゆく淵は数々あれど、この淵は、年々深く広く成長している。


やっとさ8寸
8寸が釣れれば厳しい遡行も報われる。危うく、滝見物になるところだった。


大滝と云えばこれ、支流から100m以上の壁面を流れ落ちる。水量が少ないと下の方は霧になるが、今日は最後まで連なっていた。遡行突如、目の前にこの滝が現れたら感動的だ。


納竿場所のゴルジェ
釣友によれば魚止めはまだ先のようだ。垂直のゴルジェを越えてまた帰ってくる気にはなれない。
滝見物の道は渓沿いに赤テープが続いているが谷を渡ったり途切れたりしている。以前通った旧道を見つけて歩き出したが踏み跡が薄い。谷筋が崩れて道が途切れた。たしか次の谷筋手前で林道と合流していたはず、谷筋を渡った向こうに続きのラインがみえているが怪しい。
谷筋を下って渓と合流した。取り敢えず大滝の下には出たがショートカットになったのかはギリギリだった。
釣果:26尾 最大24cm キープなし 遡行距離5.9km 標高差550m

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