源流釣り 地図を読む
スマホGPSは実用レベルに達しているのか?
約2年半で100件以上のGPSデータをログしてきました。使うスマホアプリは、アンドロイドの山旅ロガーと地図ロイドです。
使い始めの頃、測定した軌跡が飛んで明らかにGPSを拾えていないと思える事象がありました。それは、数箇所のことでも軌跡上に表示すると目立つのですが、現在位置確認をする上で何ら問題はありませんでした。そして、あるときから小さなブレがあるものの大きく軌跡が飛ぶようなことがなくなりました。おそらく、OSかアプリのGPS補足のプログラムに改善が加えられたと想像しています。
あとは、電池消耗の問題 GPSセンサーを動作させているとスマホの電池消耗が大きくなります。機内モードに切り替えたり補助バッテリーを持ち込んだりしました。1日持てば何とかなります。今年からスマートフォンの機種が変わりました。電池容量が大きくなったこともありますが機内モードに切り替えることなく、山旅ロガーの測定モードを徒歩(15m)から超精密(2秒)に変更しても2日間は確実に動作します。(念のために補助バッテリーを持ち歩いています。)
渓流釣りですから、渓筋のGPSの電波が届きにくいような場所で使っています。以前は家の中で使えなかったような記憶がありますが現在は使えています。
ガーミンなどの高価な専用GPSと比較して測定感度と測定精度が少し見劣りますが、渓流釣りの現在位置確認することに関してスマホGPSは実用レベルあるというのが結論です。何よりも国土地理院の地形図に軌跡を残しながら大きな画面で見ることできるメリットがあります。
また、スマホGPSの地図は更新が早く最新の地図が使えることも大きなメリットです。
石鎚古道 黒川道と今宮道のGPSの軌跡です。
ほぼ登山道をトレースしています。登山口付近の乱れは電池が切れる寸前が原因と推測されます。
Android Ver4.1.2 Device⇒SC-05D
石鎚登山道(土小屋ルート)のGPS軌跡です。
新スマホで測定したものです。明らかに軌跡の滑らかさが違います。これはデータ量の違いです。徒歩⇒超精密 ではデータ量が約10倍になります。空けた登山道なら測定ミスを起こすことはありません。(大きく拡大した細かいレベルの誤差が生じます)
Android Ver4.4.2 Device⇒SH-06F
コメント