渓に持っていく地図

源流釣り 地図を読む

最近、渓に持って行く地図はエリアマップ「石鎚・四国剣山」、イメージをトレースする山歩き地図「石鎚山・東赤石山」「剣山・三嶺」 俺の行動範囲の8割をカバーできる。地図の確認と現在位置の割り出しはスマホのGPSを使っている。もう、四国の渓で迷うことはないと思っていた。

大滝を越えると雨が激しくなった。エスケープルートの目印は送電線・・・・もう、そろそろ見えてもいい頃、ガスが掛かって視界が悪いから見逃してしまったのかと思っていると真上に見えたので取り敢えず安心した。まだ、魚が出るのでもう少し釣り上がることにした。

30分位釣り上がっただろうか?魚心も遠のき、どこから撤退しようか現在位置を確認しようとしてスマホを取り出すと大粒の雨が画面をタップするからバグってしまった。・・・・防水なのに役に立たない・・・・当たり前である。

仕方ないのでエリアマップを取り出すが、所詮登山地図なので登山道と分岐、ピークを見るためのもので遡行全体を把握するのにはいいが、尺度が1/50000なので細かい渓筋や尾根筋が読めない。

曖昧な記憶に頼って、たぶん現在位置はこの辺りだろうと上に在るはずの登山道を目指して尾根に取り付いて登りはじめた。プロトレックで標高差を確認しながら50m、100m登って行くが登山道と交差しない。150m登ったところで在るはずの登山道がないからパニック気味・・・・少し冷静になって上を見るんだったら尾根筋より渓筋の方が見通しがきくはずと思い小渓に降りると50m上に登山道の橋が見えた。あとで確認すると登山道が方向を変えて交差しない尾根筋でした。登山道の直ぐ横を登って降りてきたみたい・・・・雨で視界が悪かったとは言え何をやっているんだ。

教訓
 1.スマホのGPSは正確で便利だけれど使えなくなるときがある。

 2.エリアマップは渓流釣りの現在位置確認には適さない。

 3.GPSに慣れてしまうと地形を読む感覚が衰える。

 4.やっぱり1/25000の地形図で地形を読まないといけない。

   5.地形図、エリアマップ、スマホGPSの併用が正しい 

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