自作電動ドリー

渓流釣りカメラ
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自作電動ドリー
滑らかに一定速度でドリーを動かそうと思い電動ドリーを自作してみた。
機工的には単純な構造、モーターで糸を巻き上げてドリーの台座を動かそうというものです。
 
電動ドリーの設計ポイント
1.ベースはタミヤのユニバーサルプレート
5㎜間隔に3㎜の穴が開いているので部品を組み立てやすい。3㎜の厚みで見た目以上に粘りと強度があるプレートです。

2.駆動部はタミヤの遊星ギアボックス
プラモデルのように組み立てるからローコストです。1/4と1/5のギアボックスがそれぞれ2個付いています。ギアボックスの組合せによって巻き上げスピードを変えます。今回、タイムラプス撮影用と低速動画撮影用の2種類の駆動ユニットを取替できる仕様です。
タイムラプス撮影用⇒ ギア比:1/24(5段) 移動時間:1200㎜を約2時間
低速動画撮影用  ⇒ ギア比:1/15(3段) 移動時間:1200㎜を約1分
モータと電源のリード線はコネクターで差し替え可能です。

3.電池ボックスもタミヤのプラモデル組み立て方式
単3電池 2本直列⇒3V EVOLTAの充電池を使います。
4.リミットスイッチ
ドリーの台座を最端まで巻き上げると電源が切れる仕様です。
5.駆動糸 建築用水糸を使います。
6.滑車 スライドを滑らかにするためドリーの台座に滑車を入れました。
タミヤのプーリーセットの滑車
7.駆動軸は3㎜のネジ
巻き取った水糸を解除するにはローレットネジを緩めることでクラッチ変わりにしています。
電動装置
6.ドリーの台座に滑車を付けました裏面 取付はレッグの穴を利用
補強とギアボックス取付にフラットバーを2本
自作ドリーの問題点
1.電動で自作ドリーを動かすと滑らかに動かず、小さなガタツキが撮った映像に現れる。
手動、タイムラプス用ギアボックスでは全く問題ありません。グリスを塗ったり、滑車を付けたりしたが改善の兆しがない・・・・結論はスライド自身にあるような感じがする。    多数のボールでスライドするので接触抵抗が一定にならないようです。
2.遠景を撮った場合、600㎜の移動距離ではドリー効果が小さい。
上記2項目の改善点を踏まえてドリー2号機の設計に取りかかる。
スライド部分をローラー式のスライドレールに変更して設計をはじめたが1のリスクが大きい
机の引き出しのスライドレールは滑らかにスライドさせる目的ではない・・・・同じ問題が起こったら修正できないし、立ち直れない。
チョット悔しいですが、スライド部分を市販のスライダードリーを使うことにしました。
koolertron スライダードリー スライドは滑らかに動く
電動で動かしても全く問題ありません

ただ、アルミ鋳造で自重が2kgチョットあり重くて長い。

自作電動ドリー完成動画


 

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