自作電動ドリー
滑らかに一定速度でドリーを動かそうと思い電動ドリーを自作してみた。
機工的には単純な構造、モーターで糸を巻き上げてドリーの台座を動かそうというものです。
機工的には単純な構造、モーターで糸を巻き上げてドリーの台座を動かそうというものです。
電動ドリーの設計ポイント
1.ベースはタミヤのユニバーサルプレート 5㎜間隔に3㎜の穴が開いているので部品を組み立てやすい。3㎜の厚みで見た目以上に粘りと強度があるプレートです。 |
2.駆動部はタミヤの遊星ギアボックス |
3.電池ボックスもタミヤのプラモデル組み立て方式 単3電池 2本直列⇒3V EVOLTAの充電池を使います。 |
4.リミットスイッチ ドリーの台座を最端まで巻き上げると電源が切れる仕様です。 |
5.駆動糸 建築用水糸を使います。 |
6.滑車 スライドを滑らかにするためドリーの台座に滑車を入れました。 タミヤのプーリーセットの滑車 |
7.駆動軸は3㎜のネジ 巻き取った水糸を解除するにはローレットネジを緩めることでクラッチ変わりにしています。 |
電動装置 | |
6.ドリーの台座に滑車を付けました | 裏面 取付はレッグの穴を利用 補強とギアボックス取付にフラットバーを2本 |
自作ドリーの問題点
1.電動で自作ドリーを動かすと滑らかに動かず、小さなガタツキが撮った映像に現れる。 手動、タイムラプス用ギアボックスでは全く問題ありません。グリスを塗ったり、滑車を付けたりしたが改善の兆しがない・・・・結論はスライド自身にあるような感じがする。 多数のボールでスライドするので接触抵抗が一定にならないようです。 |
2.遠景を撮った場合、600㎜の移動距離ではドリー効果が小さい。 |
上記2項目の改善点を踏まえてドリー2号機の設計に取りかかる。 スライド部分をローラー式のスライドレールに変更して設計をはじめたが1のリスクが大きい 机の引き出しのスライドレールは滑らかにスライドさせる目的ではない・・・・同じ問題が起こったら修正できないし、立ち直れない。 チョット悔しいですが、スライド部分を市販のスライダードリーを使うことにしました。 |
koolertron スライダードリー スライドは滑らかに動く 電動で動かしても全く問題ありません。 ただ、アルミ鋳造で自重が2kgチョットあり重くて長い。 |
自作電動ドリー完成動画
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