亀越池巡礼

四国渓師ブログ
四国渓師ブログ  2020/1/16
前回のダムつながりで亀越池を巡礼した。
ダムの魅力に取り憑かれたのか? 
山釣りで障害物でしかない砂防エンテの親分みたいな存在のダムを好きになれる筈はない。
多治川ダムのGoogle Earthを見ていると気になる地形が目に入った。ダム湖の中に細長い岬がありその先端が神社マークになっている。想像するに面白い地形だと思った。
亀越池は堤の高さが15mを越るのでここも池の名前が付きながらダムに区分される。亀越池を検索すると岡田久次郎という人物の名前が出てくる。江戸時代の初期に干ばつで苦しんでいる岡田村を救うために私財を投げうり亀越池を完成させたそうだ。岡田村とは綾歌町岡田のことだから水を引くのには遠くないかいと思ったのだが池に溜めた水を土器川に放流して下流の打越池に貯める方式をとったようでそれなら納得できる。

同じ町内で家から近いのでチョット探索してみた。

岬の付け根に御前神社 ここが本殿か?岬の入り口を狛犬が守っている蔦の絡まった大木がいい雰囲気を出している神社の名前は大井神社
岬の先は石垣がつかれ広くなり奥は鎮守の森に囲まれている。
鳥居を潜り屋根付きの下は神事の拝殿だろうか?
奥に神殿が見える。世間で言う『パワースポット』みたいな神殿神様が近くに居るような張りつめた空気が漂っていた。


ダム湖の水位は低いので岬に沿って盛り上がった場所が道になっていたので歩いてみた。
ダム湖の真ん中に導かれるような不思議な道が続いている道の先端,これ以上先に進めない振り返り神社の森


一応ダムの調査も行った。

堤の高さは19mある。出水口は堤の右にあり岩場になっているので
水量が多い時には自然の滝のように流れ落ちるようです。

ダム湖神社がある岬
ダムの釣査と言いながら反対側から岬を見たかっただけでした。


亀越池の大井神社はGoogle Earthでみて想像していたより素晴らしい場所だった。ダム湖の水が満たされ夕陽や朝日の光が入ってくれば写真映えしそうだ。なにより神が宿るにふさわしい場所だと感じることができた。


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