竿袋・渓流竿

渓の道具箱
竿袋

竿を竿袋に入れて背負っている。

高巻き時の竿の損傷の軽減、携帯性向上を考えた答えがこれだった。また、大場所が表れたり薮沢が現れたら竿交換が素早くできる。

竿としては上記以外にとんでもない大場用にフライの振出竿と小リールをリュックに忍ばせている 。しかし、何度か小物が針掛かりしたことがあったものの大物に出会ったことはない。

源流竿の条件

  • 軽いこと⇒殆ど一日中竿を握っている
  • 堅牢さ ⇒厳しい遡行は竿のことは気にしていられない
  • パワー ⇒大物(尺クラス)に負けないパワーが必要
シマノ テクニカルゲーム渓隼S中硬56NY(2017)

久々の新しい竿です。

前渓隼の8節目と9節目が竿を引き出すと抜けるようになってから半年以上使ってきたがソロソロ限界が見えてきた。源流釣りは竿の出し入れを繰り返しながらポイントを移動しながらの釣り、長年使っていれば小口が磨り減って勘合が保てず抜けるようになる。ダイワの琥珀もそうだったが竿の終わり方として最高の形だと思います。

渓隼はアタリがあるのに釣れない時に取り出す竿、そこから不思議と釣れはじめる・・・・『だったら初めから使えよ』なんでこの竿はメイン竿として使います。

渓隼NY、ZZの後継 ノンズームになった代わりにスパイダルX・パラボラチューンと云ったシマノ先端テクノロジーを纏い高級竿になった感じ(本体価格で7000円以上高くなった!) 気になるのは穂先のビビッドトップがビビッドトップ2になったこと。翠隼のビビッドトップ2は穂先の感度が少し落ちて前アタリ出にくくなった、これは実際に試して見ないとわからない。

⇒⇒⇒⇒⇒⇒ 去年、今年と釣果がいいのはこの竿のおかげだと思っています。

 
宇崎日新 春霞3WAY[アグレッサーはるか]5.80 (2014)

初めてのNISSINの渓流竿

国内で企画、設計、製造しているメーカとは知っていたが竿を振るのは初めてだ。久しぶりのリリアン穂先、最近使っているのは先端金属の竿ばかりだったのでアタリの感度を心配していたが微妙なアタリが手元まで伝わってくる。極細中空穂先と謳われているが穂先の感度もなかなかのものだ。

マルチレングス(言い方が古いか?)の接合部分がもろゴムなので初めの印象は降り出しが固かいように思われたが現場ではスムーズだった。擦れ、経年変化でゴムの部分がどうなるのか不安な要素もある。やはりダイワのように竿の内径と外径の精度で接合を持たせるのが理想だと思う。ただ、マルチレングスを縮めて使う場合、下栓にロックする勘合構造があるため収納した竿節のガタツキがなくなる。竿の重量を犠牲にしてまでマルチレングスに対しての拘りは見事である。

自重125g 6mクラスの竿としては標準的だが竿が細ため空気抵抗が少ないのか持ち重り感が軽く感じられる。細身・・・・パワーは8寸クラスなら難なく抜くことが出来る。軽量・細身⇒軟弱竿ではなさそうだ。それ以上のクラスはまだ釣ってないので未知数。

負荷がかかったらポキンと折れる。意地で5回部品交換した。6回目は、交換したがその日に違う節が折れた・・・・もう、使うのをやめた。ダイワとかシマノは、折れるときはササクレ状に折れるが本当にポキンって感じ・・・・設計上か製造上に問題があるとしかおもえない。

メーカに問い合わせをしたが未だ回答が帰って来ない。(今時ファックスしか問い合わせができないなんてユーザーを馬鹿にしている。)

最悪の渓流竿!こんな竿は絶対使わない方がいい。

宇崎NISSINファンの釣り人も沢山いると思うがメーカの姿勢に問題があります。

シマノ テクニカルゲーム翠隼ZI S中硬60(2013)

シマノの渓隼ZZ55と翠隼ZK70は不思議な竿で魚の食いが渋くなって竿を変えると食い込みがよくなることがある。中硬の柔らかい穂先だから魚が餌を咥えても違和感が違和感が少ないせいだろうと思う。そんなわけでメインの竿にと同じタイプの翠隼ZI S中硬60を選んだが今一、魚の食い込みが悪いような気がする。

何故か穂先が短い・・・・たぶん、竿のパワーを向上させているのだと考えられるがこの竿の特徴である、食い込みの良さが犠牲になっている。確かに渓隼よりパワーはある。今後、大物を釣ってどうなのか見極めたい。

慣れてくると源流で使うには良い竿だった。穂先の感度は渓隼や前モデルの翠隼には及ばないがビシッと合わせを入れてもバタ付きが少ない。

尺以上の大物も余裕を持って取り込めた。

ダイワ精工 流覇Ⅲ硬調56MY(2012)
きびしい遡行では竿をいたわっていられない状況がある。そして、メインの竿として源流で2年も使っているとかなり傷んでくる。そうなると補修パーツを注文して交換することになるが補修パーツは割高で取り寄せるのに時間が掛かってしまうことがあり次の釣行に間に合わなくなってしまう。 カタログから外れると竿の値段は急に安くなる。ネットで探すと半額近くになることもある。俺の場合このタイミングで同じ竿を買って古い竿を補修パーツに回せばそういった心配がなくなるのだ。
流覇Ⅲは、流覇シリーズの完成形だと思う。6:4調子(琥珀調子)で尺クラスなら胴の曲がりで難なく浮かすことができる。補修パーツができたことで、あと5年はつきあって欲しいな
シマノ テクニカルゲーム翠隼ZK S中硬70(2011)
大滝、大淵用で『無抵抗穂先』のアイテムを追加した。
シマノ テクニカルゲーム渓隼SMH55ZZ(2010)
硬調竿しか使ってこなかった俺にとって不思議な竿だ。
竿先が微妙に震え前アタリのようなものがわかる時がある。ただ、ここで合わせを入れても魚を掛けることはできない。竿先が曲がり穂先が自動的に送り込み手元にアタリが伝わった時に合わせを入れれば(入れなくても)魚が掛かっている。「無抵抗穂先」・・・・釣り人じゃなくって竿が魚を掛ける印象である。 これって渓師の美学上どうなんだろうか?
ダイワ精工 流覇Ⅲ硬調56MY(2010)
初代の流覇がそろそろ限界になってきた。新しいメインの竿は「流覇」しかないと思っていた。ダイワフィールドテスター 伊藤稔氏、曰く「こんな竿が可能なのか?」  零調子に近くなったのかと心配したが琥珀調子は変わっていないようだ。手尻一杯の仕掛けだけじゃなくって3m前後の提灯仕掛けがどうなのかフィールドテストしてほしいな。
 
ダイワ精工 流覇硬調61MC(2008)
大場所用に、6mの竿を予備竿として持ち歩いている。予備竿も「流覇」にしたのは、初代「流覇」が気に入ったからだ。メインが5.6m予備が6.1m、50cmの長さしか違わないのだが、竿自体別物に感じる。たぶん、仕掛けの長さ差だと思うが、61は61でなかなか素晴らしい。 
シマノ 本流Super GameH 83-90(2005)
去年痛めた足が源流釣行出来るまでには回復していない。・・・・・困ったものだ。今年の早期は本流域で甘んじてみようかと思いオークションで本流竿を落としました。本流=大物 さてさて、今年は四国渓師会の年間チャンピオンを狙ってみようかな・・・・・
もっこく池ニジマス釣り用の竿になった。ギリギリの大物勝負、ニジマス73cmも取り込むことができた。
ダイワ精工 流覇硬調56MZ(2003,2004)
面白い竿を見つけた。
流覇56MZは、えらく感度のいい竿です。前アタリは判らないにしてもアタリがあったときの感覚が鋭く手元に伝わってくる。そして魚を掛けた瞬間、魚のサイズが1寸くらい大きく感じことができます。(それだけでも面白い)そこから中硬調のヘナチョコ竿だと主導権は魚にいってしまうのですが、溜めて胴に乗せると竿全体のパワーで魚が寄ってきます。先調子3:7の竿が全盛期のなか、胴抜き調子4:6の竿はとても使い勝手がよく掛けたときに楽しい竿です。
とても気に入ってしまい今年も同じ竿を2本買ってしまいました。源流では竿が折れて当たり前の世界ですから、同じ竿を2本持っているとメンテナンスという意味合いでもで重宝します。
ダイワ精工 早蕨SN5.0m(2002)

8年間メインで使ってきたSZ琥珀抜M5.3mが、かなりくたびれてきた。竿を伸ばす時抜けたり、雨の日に固着したりで・・・・・もう限界なのか?パーツがあるうちに(去年、もうパーツリストからは外れていた)ある程度の修復をしてメインから予備竿にまわってもらうことにした。しかし、この竿はいい竿だった。食い込みがいい上に、胴にのるパワーは尺クラスなら余裕で渡り合えた。感謝の気持ちを込めて、ご苦労様と云いたい。

さて、新しいメインの竿を何にしようかと迷ったが、ダイワ精工の早蕨シリーズが今年から新しくなった。仕舞い寸法が40cmから56cmに変更になり継数が15本から10本になった。源流仕様ということで以前から気になっていたのだが継数15本では扱いにくいなぁと思っていたから今回の変更で購入することにした。ただ、超硬 8:2調子というのは初めてなので私に扱えるかどうかとが少々心配である。まだ、注文して、まだ、手元に届いてないのでなんとも云えませんが、いずれ渓で竿を振ってみてレポートすることにいたします

はっきり言って、超硬・8:2調子と云うのは扱い辛い、大物だけを相手にするならともかく、小物をビシッと合わせたら飛んで来るし合わせそこなったら悲惨なことになる。現在新しい竿が欲しいというまっつんがフィールドテスト中です。

 


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