四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2021年)
源流の二又を詰める |
四国の渓流釣り |
吉野川水系 2021/9/13 晴れ | モバイルサイトはこちら |
最近の傾向 釣りはじめは殆ど釣れなくて可なり源流まで詰めないと満足のいく釣りにはならない。また、漸く釣れはじめたのにタイムオーバーで泣く泣く納竿なんてことになることもある。 それなら、初めから源流まで入ればいいじゃないと1時間弱歩いて源流の二又を釣り上がることにした。気になるのは歩きやすい山道が二又まで続いているのだ・・・・。 |
先ずは支流から この支流の入り口は狭い、一見だけでは水量が多い流れ込みだと思ってしまうが正面の突き当たりをカーブすれば開けた明るい谷が広がっている。大滝や大淵は無いが適度な傾斜あるので2、3mの落ち込みとセットになっている小淵を探りながら釣り上がる。 |
如何にも釣れそうな場所はアタリがない・・・・水の流れが分かれた水量に少ない方の溜まりや竿が出しにくい淵を丁寧に仕掛けを入れるとソコソコのサイズのアマゴが掛かるのでつい最近ではないにしても1ヶ月以内には釣り人が入ったような感じがした。 少し8寸には足りないがカッコイイ雄、腹部に薄らと婚姻色が出はじめていたので標高の高い源流は秋に向かっている。 |
二又以降は自然林の原生林になる。 まだ樹々の葉っぱは青々としているけど気の早い奴が紅く染まり緑の苔の上に落ちていた。1ヶ月もすれば渓は素晴らしい紅葉に包まれていることだろう・・・・残念ながら禁漁期になっている。 |
漸く8寸が釣れた。 8寸が釣れれば源流遡行は概ね満足になる |
またまた、カッコイイ雄アマゴ、幅広でいい引きをしてくれた。 コイツは背中は普通なのに体の中心部だけ濃い色になっていた。 これも婚姻色の傾向が出ているのだろうか? |
前回の魚止 今回はアタリすらなかった。・・・・この辺りは横の渓筋からガレが崩れてきて深みがガレに埋まりアマゴの行き来がしづらい状況なのかも知れない。 段々魚止が下がっていくのは寂しいことです。 |
緩い尾根を越えて二又の反対の渓に入った。 初めは釣れないことになっているのに一投目からアタリがあったけどバラした。 次の淵もその次の淵も・・・・「何をやっているのだか?」 どうも、警戒心が強いのか?餌の先だけつついて様子を見ているようだ。 偶に間違って針掛かりするのは3寸位のチビアマゴ |
コチラの渓も渓相が良く両斜面の原生林が美しい。 |
漸く連続して釣れるようになってきたが5~6寸クラスだ。 大きいのは居ないのか?渓の規模からすれば「こんなもん」なのかも知れない。 |
地図上で水線を越え等高線が狭まった場所、ここからは初めて釣り上がる区間 滝でもあればと思っていたが坂のようなガレ場の積み重なりで深みがない。 やっと開けた場所に絶好の淵が現れた。岩の上に立ち淵の真ん中に餌を放り込んだらチビアマゴが寄ってきて喰いにくそうに突っつくが針掛かりしない・・・・餌を喰うのが下手くそなアマゴやね。 |
大きな倒木が渓の真ん中に横たわり倒木下の浅い流れにチビアマゴが泳いでいた。 水が無くなるまでアマゴが棲んでいる渓もある。 魚止はもう少し先なるかも知れないがチビアマゴばかりでキリがない。 「魚止め釣査は、もうこの辺りでいいだろう」と納竿した。 こっちの渓は本筋から素直に続いているので入渓する釣り人が多いように思われる。 大きくなる前に釣られてしまうのか? 普段の水量や淵の深さを考えれば大きくなれないのか? そんなところだろう。 |
帰りは平らになった原生林の中を下る。 巨木の森と石に付いた苔が気持ちのいい空間だった。 これも源流釣りの楽しみのひとつなのだ。 |
遡行データ 2021/9/13 晴れ 遡行距離:6.6km 標高差:340m 釣果:27尾 最長寸:26.0cm キープなし |
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