四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2021年)
ナメの美渓 |
四国の渓流釣り |
仁淀川水系 2021/7/13 晴れ | モバイルサイトはこちら |
久しぶりに高速を走った。 30分遅れで家を出た負い目・・・・平日だから釣人に逢うことないだろうと高をくくっていたが目的の渓は釣人と会う確率が可なり高いことを思い出した。長いダートを走った先に車が止まっていたらどうしよう・・・・なんてことを考えはじめてしまったので峠越の2区間で30分の遅れを取り戻した。 前回はダートに変わったすぐの場所で崩落があり通行止めで2km以上の歩きが加わり、往復ビンタの泣きが入ったけど本来の車止めまでダートは梅雨時期のぬかるんだ場所が多いものの割と安定していた。植林の伐採で作業車両が通行しているのが影響しているようだ。 明るくるくなるのを待ち30分程歩きGPS地図で見定めたナメの美渓に下った。 |
この大規模なナメはいつ見ても素晴らしい。 |
ナメの渓では数少ない深場を狙ってみるがアタリがない。 写真を撮る為に竿を脇に挿み仕掛けをフリーな状態にしていたら5寸ほどのアマゴがオートマチック針掛かりした。浅いナメの流れをよく見ると同クラスのアマゴが泳ぎ回っていた。そして、ナメに沿っておびただしい量の川虫が流れている深場で餌を待っているより泳ぎながら捕食した方が効率が良いのかも知れない。 |
それならばナメの小さなエグレに出来た少し深くなっているポイントに餌を入れたら1発で6寸が食らいついた。 白ぽいアマゴ・・・・ナメの色を保護色にしているようだ。 アマゴのサイズがもう少し大きければナメの見釣りに夢中になるかも知れない。 |
遡行中、最大の美しい淵 不思議なことに深みを持った場所ではアタリが無い・・・・ 腕が悪いのか? 魚影が薄いのか? この滝は股下まで水に浸かれば左の壁面をヘツることができるが朝1番なので水が冷たくて泣きが入る。 |
所々に石の体積があるものの支流と交わるまではナメが続き、バシャバシャと水を切りながらの遡行は楽しくて気持ちいい。藻が付いておもむろに転けそうになる場所もあるが靴底のグリップは概ね良好だった。 |
渓がカーブする場所は軽い小石は流され重い大石だけが残されている異様な風景 |
ナメがなくなると大石が重なり合う渓になる。 見た目はいつもの渓と変わらなくなるが石と石の段差が大きかったりチョットした水たまりが深かったりで直進できず脇から回り込むことが多くなり遡行しずらい。ナメの保護色を持った白っぽいアマゴは居なくなり色つきのアマゴが釣れるようになった。 |
釣果はそれ程期待してなかったけど8寸が釣れればニンマリ 岩壁や川底は茶色くなり鉄分を含んでいるようだアマゴの背中も茶色ぽくなりこれも保護色なのか? 棲む環境に合わせ姿を変えるアマゴの多様性には驚かされる。 |
2尾目の8寸 深みを持った淵で良いサイズのアマゴが釣れるようになってきたが写真の滝を巻くと全くアタリが無くなった。釣れる場所と釣れない場所にバラツキがあるのは何故なのか? |
角張った川床が目立つようになり角張った滝壁が現れる。 コンクリートの人工物のように見えるが自然に出来た幾何学形状の造形物が面白い。中流の規模が大きいナメと合わせ他の渓では見ることの出来ない地形が楽しませてくれた。 もう少し釣れてくれれば最高なんだけど・・・・8寸も釣ったことだし贅沢を云ってはならない。 |
遡行データ 2021/7/13 晴れ 遡行距離:9.6km 標高差:350m 仁淀川水系 釣果:21尾 最長寸:26.0cm キープなし |
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