四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2021年)
ずいぶん早い梅雨入り |
四国の渓流釣り |
吉野川水系 2021/5/26 晴れ | モバイルサイトはこちら |
平年より20日以上早い梅雨入りになった。 梅雨入りはしたものの空梅雨なんてことはよくある話だがマジ雨の日ばかりなので晴れた日を好む源流釣行は停滞することになった。1週間に200㎜以上の雨、晴れを1日挟み「まだ水が多いだろうなぁ」と思いながらも次の日は大雨の予報が出ているのでこれ以上の停滞は避けるべく雨が降っても水量が安定した渓を選択した。 |
最初の滝を巻くルート いつもと感覚が違うと思っていたら抉られた崖の上にぶっ飛んだ山道の続きがあった。ここは水が流れないサブの谷筋なのに相当な量の水が押し寄せて来たみたいだ。たぶん去年の台風かな? 想像していたよりも多い水量に戸惑い気味だったが濁りのとれた透明な水は流石に源流域だ。落ち込みに1m以上の落差があれば淵の半分以上は白泡にかき消されてしまい釣りにならない。残りの半分に仕掛けを入れるのだが水流の早さで白泡の下に潜れないチビ助に遊ばれるパターンが続いた。 上の写真は落ち込みが2つに分かれ真ん中に流れが緩くなった場所から8寸に少し足りないが良型のアマゴが出た。青石を保護色にした青み掛かったパーマークと背中が綺麗だ。 |
勢いよく流れ落ちる滝 左に淵が続いているので流れが緩り7寸が餌を咥えた。 |
連瀑がのはじまり いつもなら岩場に取り付いて正面突破するのだが最後の取り付きから落ちる水が多くて通過できそうにないので右から高巻いた。 |
岩に囲まれた大滝 いつもなら滝淵がエメラルドグリーンに輝いているのだが大半が白泡に隠れていた。0.8号の大錘を追加して淵底を探ったが底の流れも相当速くて全く役に立たなかった。 |
期待が大きかった連瀑最後の滝壺は水量の多さに近づくこともできなかった。 |
連瀑を越えると渓が緩くなり水の勢いが落ち着いて来た。 本命のポイントに仕掛けが入るようになり針掛かりするアマゴのサイズも大きくなった。 |
本命のポイントにさえ仕掛けが届くようになればこんな絶好の水量なのだから自ずと釣果は上がってくる。 漸く8寸・・・・この水量ならチョット8寸が出るのが遅いような気がする。 |
大滝を越えると渓は再び緩くなり釣りやすくなった。 平水時は水量が少なくてアタリが遠のく区間なのだが増水でアマゴの活性が上がり淵毎に7寸、8寸が釣れるようになった。普段は何処に身を潜めているのか? |
午前中はパッとしない天気だったが午後から青空が見えるようになった。 足回りが水分を含んでいると重みで足が上がらなくなり遡行がしんどくなっていたけど全身に陽が当たり足回りが乾きだすと快適に歩けるようになった。 雨が降れば釣果は上がるけど晴れた方が絶対に楽しい。 |
村の寄り合いがあるので早仕舞いをしなければならない。 最後と決めた落ち込みで本日の最長寸が出た・・・・少し先に良淵が連続する場所があるのが気掛かりだったが後ろ髪を引かれつつ納竿した。 |
帰り道は小尾根を下り支流に出ると道が途切れた。 腰を下ろして地形図をチェック・・・・支流を渡ったところに道があったような遠い記憶・・・・小尾根を下って来れば渓を渡るのはこの辺りしかないし取り付く斜面もここしかない・・・・斜面の30m程上にある植林の切り株2つが目に入ったので登って見ることにした。 『正解!!』 切り株に沿うように下りの道が続いていたのは記憶通りだった。 |
遡行データ 2021/5/22 晴れ 遡行距離:4.8km 標高差:300m 吉野川水系 釣果:52尾 最長寸:26.0cm キープなし |
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