四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2021年)
巨木と苔の源流 |
四国の渓流釣り |
吉野川水系 2021/6/21 晴れ | モバイルサイトはこちら |
本筋から分かれカーブしながら源流に導かれる感じが好きだ。 入り口から巨木が立ち大岩は苔に覆われた緑の渓・・・・遡行を続ければ緑は更に深くなり原生林の懐に包まれている心地よさを感じずにはいられない。 |
山並みに日差しが届くのを見計らい入渓したつもりだったが巨木に覆われた谷筋は薄暗かった。年齢相応で視力が弱まり薄暗いと目印が見え辛い鳥目状態・・・・もう少し目印を大きくすればいいのだが大きくすると仕掛けが絡まりやすくなるのでこれくらいの大きさがベストなんだけど薄暗い時用に目印を大きくした仕掛けを用意した方がいいのかも知れない。(明るくなれば全く問題はない) 穂先のチョットした曲がりと手元に伝わってくる感覚を頼りに7寸が掛かった。 この渓で初端から7寸が出るのは珍しい。 |
緩やかな流れ |
渓は巨木に覆われている |
倒木した巨木の下を潜る |
梅雨の最中なのでこの渓にしては水量が多い。 |
アマゴのサイズは5寸クラスが中心 魚影が薄い渓、釣果は入渓する前から期待していないが偶に20cmを越える6寸が釣れるとメチャ嬉しくなる。 |
こんな滝あったっけ いつもは左から高巻くので気が付かなかったが正面突破したら光芒が岩の苔に差し込んでいるカッコイイ滝が待っていた。岩壁に囲まれた滝、どうやれば抜け出せるのか・・・・左の岩場を登った奥に人一人どうにか通り抜けられる隙間があった。 |
落ちた!! 岩場を登ろうとしていた。支えた左手が滑るので思わず右手で握った岩がグラグラだったのでこのままでは落ちると焦り30cmくらいの段差を飛び降りたがバランスを崩してしまいそのまま下の段まで転げ落ちて頭をゴツンと打ち付けた・・・・ヘルメットの有り難さが身にしみた。 なんとか立ち上がり釣りを続けることはできたが一晩寝て起きたら打ち身で痛いところが何カ所かあった。 まぁねぇ・・・・バランス感覚も衰えているから気を付けないといけないわ。 |
手前の浅瀬に仕掛けを入れたら重い感じがして引っ張られた。合わせ直しをしたら走り出した・・・・この前の尺物より強い引きだったので一体どんな奴が掛かっているのか?ドキドキしながらやり取りしていると尻鰭上にスレ掛かりした8寸の強者だった。残念だったと云うよりもメチャ楽しい引きとやり取りだった。 |
まだまだ水量は多くてアマゴが潜んで居そうな場所は沢山あるのに突然アタリが無くなる。渓が緩く難所と云える場所がないのでそれなりに入渓する釣り人も多いのだろう。 まぁ、釣れなくてもこの素晴らしい源流の風景が大好きで渓が二又に分かれる場所まで辿ってしまう。 |
帰り道は何となく薄い踏み跡が続いている。 谷筋を離れると汗が滲んでくる季節になってきたがこの素晴らしい原生林は歩くだけで魅了されてしまう。 |
本筋に戻り楽に登れる斜面になるまで釣り上がることにした。 地形図ではコチラが本筋となっているが水量が少ないので竿を出すのは初めてになるがそれなりに渓流の体裁になっていた。 |
小さな水たまりから8寸前が飛び出てきたのには驚いた。 短い区間だったが魚影は本筋の方が濃くて釣れた平均サイズも大きかった。もう少し水量が多い時期なら穴場になるかも知れないが竿を出せる区間が短すぎる。 |
遡行データ 2021/6/21 晴れ 遡行距離:4.9km 標高差:250m 吉野川水系 釣果:30尾 最長寸:26.0cm キープなし |
「巨木と苔の源流」 アップロード:2021/6/26 |
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