四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2021年)
二又の上 |
四国の渓流釣り |
東予水系 2021/4/22 晴れ | モバイルサイトはこちら |
タイムアウトで納竿する二又 今回はいつもと指向を変え二又の上を探ってみることにした。 |
『ボー』の可能性もあるので二又の下から竿を出した。 案ずるより産むが易しで1投目から7寸、これで釣査に集中できる。 |
先ずは右から 右は若いころに殆ど水量がなくなる登山道と交差するところまで詰めたことがある。その時は、まだ二又が見える場所の正面にある滝が魚止でアタリが無いまま連瀑を越えていくのがキツかったのを覚えている。 前回の魚止めの滝で7寸 取りあえず魚止めの滝を越えた小淵で6寸・・・・まだ居るじゃん ここから渓の傾斜が上がってくる。 |
記憶がない綺麗な滝・・・・ここが魚止だったのかも知れない?? 前衛の浅淵から6寸・・・・まだ居る。 白泡の中に仕掛けを入れたらよく太った8寸・・・・コレは良いアマゴだ。 |
この滝を越えると渓は階段状の連瀑で溜まりに深みがなくなりアタリもなくなった。 本日のメインは左だと思っているので越えるのがややこしい場所で二又まで引き返した。 |
次にメインの左 左は下から釣り上がってくると疲労困憊、帰り道の長さを考えれば壁のような滝を越える元気はなくなりこれ以上先に足を踏み入れたことはない。少し引き返した左斜面に取り付くと簡単に巻くことができた。 渓は木の枝が積み重なり荒れた感じがする。 |
渓の幅が狭まりゴルジェの様相になってきた。1枚岩の流れに深みはなく増水にならないとアマゴの行き来は難しそうだ。 1条の格好いい滝、斜めに覆い被さる岩の下に深みができていたが反応なし・・・・二又から全くアタリが無いここにアマゴが居ないのならこの先の期待は薄い。引き返そうかと思ったがまだ時間は十分あるので遡行を続ける。 |
等高線が狭まる区間の割に渓の傾斜は緩く『嫌な感じ』は現実になった。急に斜度が上がり滝を塞ぐようの30mの滝・・・・ゴルジェなので両岸に逃げ場はない。取り合えす落ち込みまで登ってみたが滝淵はなかった。 この滝を越えれば、もう引き返すことはできない。 さてどうする・・・・ 滝壁と斜面のエッジを利用して残り3mまで上り詰めた。後は傾斜の少し緩くなった落ち込みに足を置けば突破できると思っていたのに岩に張り付いた藻がメチャ滑る。仕方なく立木を頼りに落口が平行になるところまで登り泥の斜面を足切りで平行移動しようとしたがズルッと足元がズレた。 落ちたら「痛い」だけでは済まない・・・・もはやコレまでかと思ったが諦めが悪い性格 泥の中を探ると細い根っ子が出てきた。それを握りしめ体重移動したら次の立木に手が届いてクリアー チャレンジャーやなぁ!! |
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大滝を越えると渓は緩くなる。 大滝一つで等高線の混み具合を稼いでいるような感じだった。渓が緩くなると深みがなくなりアマゴの姿はない、いやいや最初の二又からアタリすらない・・・・このまま進めば尾根との高さは高くなり帰りの尾根道から遠ざかるだけなので撤退を決め尾根を登りはじめた。 |
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尾根は道がないけど歩きやすい。 尾根の傾斜が上がったところで地図を確認してみると尾根を進むより渓に下った方が登山道と交差する標高が50m程低いことが分かったので標高が下げないように谷筋へ下った。 体力が落ちた分、登りと下りの損得関係をメッチャ計算するようになった。 |
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もう一渓釣査しようと思っていたが2渓のアップダウンがキツくて尾根を越える元気がなくなり断念した。 一渓を詰めるいつもの釣りとは指向が違っていたが源流を彷徨うのは面白い。 |
遡行データ 2021/4/22 晴れ 遡行距離:5.1km 標高差:300m 東予水系 釣果:7尾 最長寸:24.0cm キープなし |
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