四国の山歩き 2017/11/17 晴れ曇り
Google Earthによる遡行図
Start
四ツ小屋登山口(6:35)-三嶺(9:15~10:00)-
カヤハゲ(10:45)-白髪分岐(11:25)-
平和丸(12:00)-高ノ瀬(13:30)-
丸石分岐(14:30)-丸石(15:00-
次郎笈(16:40)-剣山(18:00)-
見ノ越(19:30)-四ツ小屋登山口(20:00)
End
四ツ小屋登山口(6:35)-三嶺(9:15~10:00)-
カヤハゲ(10:45)-白髪分岐(11:25)-
平和丸(12:00)-高ノ瀬(13:30)-
丸石分岐(14:30)-丸石(15:00-
次郎笈(16:40)-剣山(18:00)-
見ノ越(19:30)-四ツ小屋登山口(20:00)
End
10時ジャスト、白髪分岐に向かう縦走路を下りはじめる。
急な稜線に真っ直ぐ登山道が付いている、鎖を掛けてあるが登りも下りも苦労する。
急斜面の下から見上げる三嶺も迫力があっていい感じだ。
南稜線にある大岩
大岩に乗って展望を楽しみたいところだが縦走途中なので先を急ぐ
大岩に乗って展望を楽しみたいところだが縦走途中なので先を急ぐ
カヤハゲ(東熊山)から見た三嶺もいい
カヤハゲから見た剣山・次郎笈・・・・まだまだ遠いなぁ
だんだん、縦走路の様子が見えてきた結構凸凹しているじゃないか。
カヤハゲを標高差100m下って白髪分岐のピークを登り返す。
苔が生えた急登、霜柱が溶け泥濘み滑って歩き難い。
11:30 分白髪分岐
剣山まで12.5km 残り3/4 ペースとしてはマズマズだ。
少し下ると白髪避難小屋がある。
剣山から天狗塚・牛の背まで4つの無人小屋がある。丸石避難小屋・白髪避難小屋・三嶺ヒュッテ・お亀岩避難小屋、この縦走路は2泊くらいの余裕を持って歩けば絶対楽しいはずだ。
カヤハゲから見た感じより緩やかな縦走路続く
笹原の中に白骨林のオブジェ
12:00 平和丸(1700m)
まだ、三嶺は近いし朝登った尾根が正面に見える、縦走は進んでいるのか?
まだ、三嶺は近いし朝登った尾根が正面に見える、縦走は進んでいるのか?
倒木が目立つようになってきた。
まだ、葉が付いているので最近倒れた木もある。手前の生きた木は樹皮が剥がれているから鹿の食害なのか?防鹿ネットの設置にも限界があるし、デカイ台風の発生はどうしようもない・・・・
『鹿が悪い』なんて小視している場合じゃない。
早く地球温暖化を止めないと大変なことになってしまうと思う今日この頃。
笹の斜面に岩のオブジェ 何とも形容しがたい風景が広がる。
石立山に続く稜線は見えているのに高ノ瀬が遠い。
支尾根はコルからはじまる・・・・目の前のピークを越え、コルを登った先が高ノ瀬かな
剣山へ8km・高ノ瀬へ1kmの指標 漸く縦走路の半分を越えた。
13:30 高ノ瀬(1740m)
次郎笈まで概ね登り 高ノ瀬との標高差が200m
200mなら何とかなるだろうと思っていたらどんどん下り奈落の底まで落とされて標高差350mになっちゃった。
大きなアップダウンがないと山じゃないからなぁ。
奥かずら橋分岐
予定より30分微妙な遅れだ・・・・さてどうするか???
出発前、ヘッドランプが点灯することを確認したし予備電池も持っている。男の子だったら行くしかないでしょ。
15:00 丸石(1683m)
笹原の先まで行ってみたいがそんな時間はない。
笹原の先まで行ってみたいがそんな時間はない。
目の前に次郎笈が見えるところまでやって来た。
間近に見るともの凄い迫力、2段階の急登、まだ、標高差は300mある。
袋ハギと太股はプルプル震えて痙る寸前、登り切れるのか・・・・急に弱気になった。
剣山から見た次郎笈は稜線の裾を広げてそり上がる様がカッコイイ、丸石を下った場所から見上げる次郎笈も急斜面を立ち上がる迫力に圧倒された。
剣山のようにどっしりとした山もいいが空に向かい突き上げている山は魅力的だ。
次郎笈最後の急登、トラバース道に誘われる。
こんなところで縦走路が途切れるのは嫌だ と断る。
次郎笈の大岩を横切る。
気になるのは石立山に掛かったガス、にわかに吹き出した強風に乗って近付いているような・・・・気温は0℃に近い、雨に降られるのだけは堪忍してや!
助かったのは、この強風が登りの追い風だったこと。
16:40 次郎笈山頂(1930m)
丸石から1時間半、この標高差300mはキツかった。
丸石から1時間半、この標高差300mはキツかった。
どうせ縦走するのだったら剣山から逆コースやな、登りと下りが逆転すれば相当楽だったかも知れない。
疲れはピーク、次郎笈の下りは膝にきてペースが上がらなかった。
またまた、剣山のトラバース道に誘われた。
縦走路的には一ノ森-牛の背がつながった・・・・もう、いいじゃないの・・・・しかし、このレポートのタイトルが『三嶺-次郎笈 縦走』になる。ちょっと締まらない、剣山の登りをサボったのが丸分かりやんか。
ここまで来たら完結為べし!!
ここまで来たら完結為べし!!
暗くなる前にヘッドランプをヘルメットに取り付けた。
歩きはじめると一気に暗くなった。
18:00 剣山山頂(1955m)
こんなに剣山の登りが長かったとはね
19:40 見ノ越
10円高かったけど、自動販売機の温かいコーヒーがメチャ旨かった。
そして、デポしておいた自転車で四ツ小屋登山口へ下った。
三嶺-剣山縦走 メチャクチャ疲れたけど、やり遂げた充実感は大きい。
三嶺-剣縦走 遡行データ
距離:23km 自転車:10km
標高差:1040m
四ツ小屋登山口(910m)-三嶺(1893m)-
カヤハゲ(1720m)-白髪分岐(1720m)-
平和丸(1700m)- 高ノ瀬(1740m)-
丸石(1683m)-次郎笈(1930m)-剣山(1955m)
見ノ越-(この間自転車)-四ツ小屋登山口
距離:23km 自転車:10km
標高差:1040m
四ツ小屋登山口(910m)-三嶺(1893m)-
カヤハゲ(1720m)-白髪分岐(1720m)-
平和丸(1700m)- 高ノ瀬(1740m)-
丸石(1683m)-次郎笈(1930m)-剣山(1955m)
見ノ越-(この間自転車)-四ツ小屋登山口
標高マップ
遡行ログ軌跡(地形図)
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