四国の山歩き 2015/11/11 晴れ
カシバードによる遡行図
Start
西山登山口(7:00)-
三嶺分岐(8:45~9:00)-
天狗峠(9:05)-
堂床分岐(10:00)-
綱附森(11:00~11:20)-
堂床分岐(13:50)-
天狗塚(14:15~14:30)-
牛ノ背(14:40~15:40)-
分岐(16:20)-車道(17:00)-
西山登山口(16:50)
End
西山登山口(7:00)-
三嶺分岐(8:45~9:00)-
天狗峠(9:05)-
堂床分岐(10:00)-
綱附森(11:00~11:20)-
堂床分岐(13:50)-
天狗塚(14:15~14:30)-
牛ノ背(14:40~15:40)-
分岐(16:20)-車道(17:00)-
西山登山口(16:50)
End
標高マップ
2年前、三嶺から天狗塚まで縦走した時、三嶺-西熊山までは最高の天気だったが西熊山を出発した頃からガスが出はじめ天狗峠まで来ると10m先が見えなくなった。それでも折角長い縦走路を歩いてきたのだから笹の道を間違えないようにして天狗塚の麓まで辿って来たが天狗塚はガスの中・・・・遭難でもしたらシャレにならないのでピークを踏まずに西山に下った。
天狗塚のリベンジ、四国百名山を念頭に置けば綱附森も視野に入るし、牛の背も歩いてみたい。しかし歩く距離が20kmを越える長丁場、陽が短くなったこの時期少々不安が残る。
西山-天狗峠⇒2時間 天狗峠-綱附森のピストン⇒往路2時間、復路3時間の見積もり
登山口を7時に出発して、天狗峠-綱附森-天狗峠を14時までに帰ってこられたら牛の背の周回ルートを進む計画を立てた。
一応、いつもリュックに常備しているヘッドライトの点灯確認と予備電池を充電して陽が落ちて暗くなった場面に備えた。
西山登山口の鉄階段から登りはじめる。
しばらく、植林の中を歩き、植林と自然林の境界の登山道になる。
尾根筋の直ルート、前回は下りだったのでスピードが出すぎてよく滑って転んだ。
1476mのピークから自然林オンリーに変わる。
登山道にガスが流れ込んできた。樹木の隙間から見えた牛の背の取り付きは低い雲に隠れていた。天狗塚との相性の悪さを感じていると登山道に陽が差し込んで来た。
『これは、絶対に天気がよくなる。』と確信した。
稜線まで標高差150m、笹が姿を現しはじめ、笹の深い登山道に変わる。
昨日降った雨で笹が濡れ歩く度に登山靴に水が浸入してビショ濡れになった。
渓流釣りは、いつもこの状態なので気にしない。
1時間45分で三嶺分岐に到着
一息ついていると、昨日オカメ小屋に泊まっていたおじさんが登って来た。
一息ついていると、昨日オカメ小屋に泊まっていたおじさんが登って来た。
昨日は、雨と風が凄くって大変だったらしい。
それから、長い立ち話・・・・大丈夫、まだ登りで稼いだ余裕がある。
笹の頂上が見えるのが綱附森・・・・結構遠い
事前にカシミールで距離を測ると片道4km・ピークが4つ、地蔵の頭から伸びる稜線の標高差が300m強・・・・行くの止めようかな。
ガスに笠を被っていた三嶺が姿を現す・・・・雄大で美しい山だ
右で雲から頭を出しているのは剣山と次郎笈か?
地蔵の頭 急な斜面をロープを伝って下る。
ロープが多い場所には4本も垂れ下がっていた。斜面を下ると細い痩せ尾根が待っている。
西が祖谷川谷道の源流、東が西熊渓谷カンカケの源流です。
地蔵の頭の稜線を下りきると堂床分岐
綱附森まで残り半分の距離 指標に『綱附森まで40分』と書いてあった。考えていたより結構早いじゃないと思ったが、結局1時間近くかかってしまった。
振り返ると天狗塚が遠くに見える。
近づくと笹山が2つ見えていた。奥の方が高いようなので綱附森だろう。
手前の笹山を登って下り切ってまた登り、小さな谷筋から横道が延びていて回り込んで登るのかと思っていると道が無くなった。笹の中を藻掻きながら強引に頂上を目指していると声がするのでを上を見ると20人くらいのツアーが下ってくる最中。
笹をかき分けて10m登るとチャンとした?登山道がありました。
綱附森(1643m)
またまた、安野尾から登ってきたご夫婦と長い立ち話、安野尾からだと楽に登れるそうです。
地蔵の頭 稜線の起点で昼飯を食べて、300mのキツイ登りに備える。
地蔵の頭は天狗峠から見ると大したことはないが綱附森からみるとピラミダスでカッコイイ
三嶺分岐まで戻ってきた。
往路2時間弱、復路3時間(実質2時間半)
往路2時間弱、復路3時間(実質2時間半)
ジャスト14時、天狗塚に登り、牛の背周回することに決めた。
写真は天狗塚 こちらもピラミダスでカッコイイ山です。
天狗塚(1812m)
山頂はたいして広くないが遮るものがなく眺望はいい。
南は土佐湾が見え、何と言っても西にどこまでも延びる牛の背が最高です。
天狗塚から見た牛の背
天狗塚を振り返る
牛の背の池 水は無く湿った泥沼
笹信者ではありませんが笹原を歩くのはムチャクチャ気持ちが良い。
西山林道に降りてから車止めまで長く引き返す道のりになりますが、それだけの価値はあります。概ね稜線、と言ってもバカ尾根なので解り辛い。
1カ所1757mピークの三角点がある付近がちょっと複雑です。
幅の広い笹道を外さなければ迷うことはありません。
三嶺から西熊山、天狗塚、牛の背へと続く笹原の終点です。
ツガ、モミの針葉樹系の稜線に変わります。
プロトレックで標高をカウントダウンしながら下ります。単調な下りに目標ができるのでテンポよく歩けます。
分岐から西山林道に下り、途中から作業道が現れました。作業道は、車が走れるように概ね10%勾配で設計されています。300mの標高差を下るのに3km必要な計算になります。登山道だと真っ直ぐ下るのに葛籠折れに下るから3、4倍距離が長くなります。
それに、地面が固く、砂利が転がっているので20km以上歩いてきた足裏に堪えます。
本当は植林の中をショートカットしたいのですが間伐の残りが放置してあるので入る気になれません。途中で林道に出くわしたので林道を下ります。こっちの方が全然楽で早かった。
予定通り5時前に西山林道にでました。
あと、3kmで車止めなのですが標高差が200mあったのは予定外、歩いても歩いても緩慢な登りヘロヘロになりました
遡行データ
遡行距離24.8km 標高差840m
西山登山口(1120)-天狗峠(1780)-
綱附森(1613m)-天狗峠-天狗塚(1812m) -
牛ノ背(1757m)-分岐(1260)-西山林道(970)-
西山登山口
遡行距離24.8km 標高差840m
西山登山口(1120)-天狗峠(1780)-
綱附森(1613m)-天狗峠-天狗塚(1812m) -
牛ノ背(1757m)-分岐(1260)-西山林道(970)-
西山登山口
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