ブナの原生林を釣り上がり源頭を詰めピークに這い上がる計画
4時間以上のロングドライブなので給油のためにGSに入った。
「クレジットカードに登録してくれたら、リッター7円引きになります」と甘いささやき、5円引き程度なら「今、急いでいるから」と断るが7円引きは魅力的だ。年会費無し・名前と生年月日を書くだけ 取り敢えず手続きをお願いした。
年の頃なら70前のヒョイヒョイとした爺さん、「ワイパーが割れていますが交換されますか?今なら1本1000円です」と割れたワイパーを見せてくれた。って云うかいつ外したの?
確かにワイパーの拭き取りの悪さは気になっていた。どんなグレードのワイパーで、1本1000円が安いのか?高いのか?分からないが爺さんの仕事の速さとプロ意識の高さに感服してこれもお願いした。
自宅を出て1時間少々、いつもなら徳島と高知の県境付近を走っている頃なのに、食料の買い出しやらなんかんやで、未だに池田市街を抜け出せないでいた。
入渓の優先権を確保するには、出来るだけ早く入渓点に着くことが先決だがそんなに人気のある渓じゃないので急ぐこともないだろう・・・・
俺的には5本の指に入るいい渓なんだけどね。
四国の南西部に向かうにはR439を経由するのが早い。
R32を高知へ南下して大豊からR439に入り川口でR33に合流する。
酷道として悪名高いR439だがこの区間の峠は全てトンネルに変わり、深夜から早朝は全ての信号が黄点滅なのでノンストップで走ることが出来る。
山間部を縫うように走る国道なのに今回の往復は20km/リッターをキープした。
釣りと山歩きを終えて、車で山頂まで再び登って来た。
ブナの原生林で渓泊まりを目論んでいたが適当な場所がなく山頂近くの星空撮影に切換えた。
大川嶺、笠取山は山頂近くまで車道が走り10分も登ればピークが踏める。
どちらかと言えば登山より観光的な要素が高い。
夕陽の撮影ポイントを探してウロウロする。
大川嶺、笠取山は山に沈んで行くので空が赤くならない。
大川嶺を回り込んで美川嶺手前の稜線から夕陽が沈もうとしていた。伊予灘に夕陽が帯を引いていい感じだったが九州上空に雲があるようで・・・・タイムラプスの準備をしている間に帯が消え夕陽が雲の中に入ってしまった。
コマ不足や こんなことなら東の空が赤く染まるのをバックに入れた方が良かったかもね。
笠取山登山口の駐車場に泊まることにした。
暗くなってしまったので車中泊でも良かったがハスラーを前景に星空撮影をしたいので車のライトを点けてテントを張る。
この新しいテントは簡単で設置が早い。ポールを差し込み立ち上げてフライシートを被せるだけ、無風状態なのでペグダウンは止めた。
残ったおにぎりで腹をおこし、惣菜をアテに焼酎をチビリチビリやる。何か料理を作るのも楽しみだが、一人宴会ならこれで十分だし手間がいらない。
真っ暗になるのを待って撮影をはじめた。星空撮影は適正露出に拘っていたが露出オーバー気味にして明るさ調整した方がいいみたい。
一皮剥けたかもね・・・・なんちゃって写真だけど
2日目はもう一山登る予定にしていたがオンボロ足が文句を言う。
ゆっくりテン場を片付けて、車道沿いのブナの原生林で時間を潰した。
この時期の大川嶺は、ブナの新緑と山頂の斜面に群生するミツバツツジが最高です。
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