渓流釣りで車止めまでのアクセスに林道を走る機会が多くあります。
林道を安全に走るにはどうしたら良いか?林道の走り方について考えてみましたた。ここで云う林道とは中央線がなく場合によっては側線もガードレールもないダートも含む山道です。
カーブ
カーブの手前でアクセルを緩めて減速、曲がりきったところでアクセルを踏み込むと加速するまで変なタイムラグがあります。これは副変速がHiからLowに切り替わるときのCVT車の特性です。
偶に現れるカーブならDモードのままでも良いのだけれど、カーブが連続するような道ではイライラが積もります。こんな時はSモードに切り替えると車速に応じたアクセルワークでカーブを曲がりきり加速することができます。ただし、ギア比がLのままなので燃費は悪くなります。
大きなカーブ
手前でSモードに入れて減速してからブレーキを踏みます。ただ、これを多用するとエンジンや変速機への負荷が大きくなるので、進入スピードとブレーキングとの兼ね合いを考えないといけません。また、長い坂道でブレーキばかりを多用するとフェード現象が起こりブレーキの効きが悪くなるので注意が必要です。
見通しのきかない場所
確実に減速するようにします。対向車は滅多に逢いませんが、カーブを曲がった先の動物や落石や凸凹に注意しなければいけません。
ちょっと前、林道の真ん中に大きな猪が居てしばらく睨み合い・・・・急に近寄ってきたのでクラクションを鳴らしっぱなしにすると斜面を駆け上がり山中に消えていきました。こんな奴にブツかれば車は無事ではいられません。電波が届かないような場所で助けを呼ぶのも大変です。
人家
減速の一択です。偶にしか車が通らない、街中のように道路が危険な場所という認識が薄いようで左右確認しないでふらっと道に出てくることがある。
下り坂
Dモードで走り、できるだけアクセルを踏まないようにして小忠実なブレーキングで車速を維持しながら、登りで悪くなった燃費を稼げる。
対向車
離合できそうな場所があったら止まって待つことにしている。無理矢理突っ込んで鉢合わせになりどちらかがバックしなければならなくなれば余計に時間がかかる。それにバックするのは絶対に嫌だって言う人(笑)とか、ムチャクチャバックが下手な人も居ますから心を広くもって対処することが大事です。
燃料
余裕が必要です。山道の林道は燃費が悪くなります。ガソリンスタンドは無いと思った方がいいでしょう。あったとしても下界より20円/リッター位は高くなります。
ハスラーはダートが得意ではない。
横の段差
クリアーできるだろうと思える段差でも速いスピードで進入すると前のバンパーが擦ることがある。少しが斜めに侵入すれば段差の高さや侵入角度がマックスにならないのですんなりクリアーできる。また、段差の寸前で急ブレーキを踏み車高が沈むことに注意しないとならない。
縦の段差
左右の両輪が溝に入らないように走ります。下りで縦の溝が続くようなダートは、ブレーキ操作をヒルディセントコントロールに任せハンドル操作だけに集中でき楽に下れます。
泥濘
グリップコントロールをONにすれば、スリップしないで真っ直ぐ通過できます。ドリフトしそうなダートのカーブでもタイヤがいい感じでグリップします。なんちゃって4WDと思っていましたが、ハスラーの4WD性能は結構高いのかも知れませんね。
ダートはゆっくり、凹凸や落石が際どい場所は無理せず車を止めて歩く方がいいと思います。
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