中流域に甘んじる

渓流釣り遡行記2023
渓流釣り遡行記   2023/2/16  曇り/晴れ
このところ暖かい日が続いているので標高の高い渓に入渓できそうだと思っていた。
山道に入り狭い谷間が開けた場所から見える山は思っていたより雪のラインが下に下がり入渓ルートの尾根付近まで白くなっていた。あそこに雪があると谷に下るのも難しくなる・・・・第1候補の谷は諦めざるをえない状況だった。
この分じゃ何処へ行っても変わらないので中流域の支流をゆっくり釣り上がることにした。

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支流と云っても川幅が広く大きな石を乗り越えたり、勢いのある流れを徒渉するのが煩わしい。

砂地には足跡が残っていた。こんな大きな谷だから釣り残しにあやかろうと思っていたがアタリは散発的で針掛かりしない。まぁ、仕掛けを少し長くしただけで針やオモリ、ハリスの太さは源流釣りの仕掛けと同じまま・・・・沢山の釣り人に連日攻められている中流域のアマゴは怪しそうなものには警戒感が高くなっているので繊細な仕掛けや釣り方をした方が釣果も上がるってものだが、仕掛けを変えてまで釣る気はない。

二又を越えるとチビアマゴが面白いように針掛かりしてつ抜け達成

谷が交差する上には林道が近づくので中流の釣り人はここまでなのか?

この時期、釣り人の影響は大なり

目的の渓に入れなかったことで「あそこまでは行かなければ・・・・」という意識が薄く上流部より規模の大きい風景にカメラを取り出す機会が多い。ザックからカメラを取り出している間に岩壁に差し込んでいた光が消えてしまった。

大きなアマゴを釣り逃した感覚に似ている。

泣き尺の実績のある大滝

二又からアマゴの活性が上がってきたので大きな期待を持っていたが5寸と6寸が釣れただけだった。大滝を越えてもそんなに変わらないだろうとここで納竿した。


朝は曇り、時折風が吹くと小雪が舞いメチャ寒かった。

昼前から青空が顔を覗かせ暖かくなった。陽が当たる場所で渓飯にする。

今年はガスバーナーと鍋を担ぎカップラーメンを作るのを楽しみにしている。お湯が沸いたらコーヒーを入れ、沸騰したらカップラーメンに注ぎ、残ったお湯でウインナーを温めるパターンです。

カップラーメンはカップヌードル派だがコンビニ価格230円ってのはあり得ない!!セブンのプライベートブランののカップ麺になります。味もそこそ旨いのと種類がいろいろあって日替わりで試していきたいと思います。

渓飯を食って暖かくなったので支流に釣り上がることにしました。

渓幅が狭くてどんどん傾斜が上がるスタイル・・・・こっちの方が身の丈に合っています。支流のアマゴの方が活性が高いようで本日最長寸の7寸が飛びついてきました。

ここでも7寸

段々ゴルジュになってきました。

この支流は魚止めまで行ったことがありますが全然記憶が戻ってきません。6mくらいの岩壁を越えれば次の滝に竿を出せそうなのですが岩から滲みだした水滴が氷柱になって嫌らしそうな感じがしたのでここで納竿しました。普段ならどうにかして越えてるシーンなのに、今一つ気合いが入ってない証拠でしょう。

遡行データ
  2023/2/16  曇り/晴れ
  遡行距離:3.2km 標高差:150m 
  釣果:16尾 最長寸:22.0cm キープ
無し

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