釣り&焚き火キャンプ

渓流釣り遡行記2014
渓流釣り遡行記2014
  2014/9/26 晴れ 吉野川水系  
最近、焚き火をする機会がなくなった。
釣ることを優先させて、温泉とかバンガローなどの屋内で泊まることが多くなった。なんだか、遊びの範囲が狭くなっているように思う。
昔はよく焚き火をした。
焚き火をしながら暗い夜が明けるのを待ったり、解禁日前夜祭、寒い昼飯の暖取り、泊まりキャンプの焚き火宴会・・・・それ自体が一つの目的だったような気がする。
四国渓師会の能書きを再確認するための計画

  どこかの渓で焚き火を囲み
  酒を酌み交わしながら
  渓のこと、
  山のこと、
  アマゴのこと、
  昔の思い出話、
  ちょっと大きくなった自慢話
  それから
  これからの渓流釣りのこと
  ・・・・・・・・・・


前回、来たのは20年前の渓
支流から苦労しながら渓に降りたような記憶が残っている。今回は、地図を読んで張りだして緩くなった尾根に車を止めると渓に向かう杣道があった。

渓は平坦で広い河原状の流れだった。
20年前の記憶はこのイメージだ。

やがて渓相がよくなりなり大滝が現れた。
この滝は手前で5寸が掛かる。長竿・大錘で落ち込みを攻めるがアタリがなかった。

滑の渓相になる。
釣りの方は厳しく、偶に掛かる6寸が精一杯、釣りやすく、遡行しやすい渓 釣りに入る人が多いのだろう。渓変わりなんて言葉が出だすが魚止めまで詰めないとそれはわからない。
漸くアマゴが出はじめて8寸前が掛かる。
婚姻色が出た幅広のアマゴだった。その後、村兆さんに8寸が出て期待感が高まった。「渓変わり」なんて言っていたのは誰だっけ・・・・

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2段淵の上でKEIZOUさんの竿が大きく曲がった。1段目は通らず 落ち込みが深く取り込みに行けない。さて、どうするのかと見ていると上手く竿を操ってアマゴを1段目に落として俺の玉網に収まった。
見事な取り込みだった。アマゴは9寸 これも婚姻色の出た幅広の雄だった。

渓は狭まってゴルジゅの渓相
10mクラスのきれいな滝が連続する様なる。涎が出そうになるくらいの深淵が大物の期待感を漂わせているが不思議なことにアタリがない。
高巻きルートは踏み跡が明確だが右足の袋はぎを痛めてしまったようで急斜面の登りが辛い。歩くには支障がないようなので傷みを堪えて遡行を続ける。
やっと、渓が緩くなって落ち着いた。今晩のおかずを考える余裕が出てきた。9寸⇒刺し身 唯一のイワナ⇒骨酒 8寸⇒塩焼き・・・・人数分の塩焼きを用意できていない。
「まだ、8寸を釣っていないのは誰だ」
とやかましいヤツが居る。

泳ぐアマゴは見えるようになってきたが上流のアマゴは、婚活中で放り込んだ餌に見向きもしない。落ち込みの深くなった場所で8寸が掛かり食材の調達は完了、夜の宴会で酒のアテになるのを免れた。

渓の流れがいくつも別れるようになった場所が魚止め。
30m程上に林道が見えたので納竿、納竿場所から車止めまで1時間弱で到着、今宵のキャンプ地に向かう。

本日のキャンプの目的は焚き火を見ながら酒を飲み語り合う・・・・最近のキャンプ場は直火禁止の場所が多いので焚き火台を用意した。
値段の割には優れものだった。

アマゴの刺し身、アマゴの塩焼き
アマゴの背ごし、アマゴのムニエル
イワナの骨酒、鍋、焼き物、キノコのホイル焼き
・・・・酒類沢山
どれも絶品で自然の恵みに感謝
魚券を買うとき、店のおばさんに「10°くらいになるから寒いよ」と脅されたが焚き火と酒の力で寒さは感じなかった。うるさいかも知れないと思った渓の流れも酔っ払いには子守歌だった。

2日目
まだ釣り足りない二人は小谷に向かった。俺は、昨日の袋ハギがまだ痛むので、片付けをしながらの留守番でまったり過ごす。

時間を持てあまし河原に降りて毛鉤を振ったが、へたっぴ毛鉤と遊んでやろうという魚はいなかった。昼過ぎには帰ってくるだろう思っていたが・・・・
いったい何時まで待たされるのだろうか?
当日データ
 釣果:15尾 最大24.5cm キープ5
 遡行距離9.2km 標高差300m
 吉野川水系 吉野川源流域

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