淵の渓

渓流釣り遡行記2014
渓流釣り遡行記2014
  2014/8/8 雨 吉野川水系
四国は台風12号誘発の凄い雨が降った。釣り場となる場所の積算降水量は軒並み500㎜以上、明日からは台風11号の影響でしばらく停滞するのは必至・・・・釣りができるとしたら今日しかないように思えた。しかし、2、3日小康状態が続いているとはいえ釣りが出来る渓は限定的だ。
条件としては
  1. 標高1000m以上の水量が安定した渓
  2. 傾斜は緩い方がいい
  3. エスケープルートがしかりしていること
  4. 釣りにならないで引き返すとしたら近い方がいい
淵が連続するきれいな渓でよく通っていた。
4WDでも嫌になるガタガタの悪路、大雨が降ると決まってヘヤピン付近の山肌が崩れて通行止めになり1km弱の歩きを余儀なくされるので源流部に入渓する釣り人は少なかった。当然のことながら良く釣れた。それがアスファルトで舗装され、いつも崩れていた山肌はコンクリートで固められ快適な車道に変わってから車止めには、いつも釣り人の車が止まっているようになり10年以上遠ざかっている。
水量が多く白泡が淵の半分近くまで立っている。チビアマゴが渕尻の強い流れを必死に泳いでいるのが見える。大物は用心深い、次の大雨に備えて巣穴から出てこないのかも知れない。
序盤は淵の連続
ポイントは白泡に隠れて大錘を沈めるが流されてしまう。限定された流れの緩い場所はチビアマゴしか掛からない。

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直登できそうな滝も高巻きを強いられる。
両岸は急斜面、何処から高巻けばいいのか?
二又を過ぎて少し流れが落ち着いてきた。

漸く7寸(23cm)
水流も加わって強い引きどんな大物なのかと思ったが8寸なかった。

8寸(24cm)
パーマークが2階立てで少し変な感じ・・・・
かつては在来種と思えるアマゴが棲んでいたのだが遠い昔だ。

魚止めは上流の二又の手前の滝、以前と同じだった。下流の右支流を少し釣り上がったところで強い雨が降り出した。まだ、行けそうだったが帰り道のことを考えて納竿した。
当日データ
 釣果:24尾 最大24.0cm キープなし
 遡行距離4.4km 標高差150m

 

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