渓流釣り遡行記2014
2014/6/20 晴れ 吉野川水系
2014/6/20 晴れ 吉野川水系
村兆さんから小谷の情報を貰った。
「梅雨で水量が増えているなら、短いけどあの小谷がいいかも知れませんよ」
「梅雨で水量が増えているなら、短いけどあの小谷がいいかも知れませんよ」
「俺、行ったことないからルートが分からん?」
「林道があるから大丈夫ですよ。最終集落から斯く斯く然々・・・」
「なるほどね・・・・他に気を付けることはない?」
「登りはじめにヤツがいるかも・・・・」と脅された。
久しぶりの新規開拓 事前にここまで聞いていたら新規開拓にならないかも知れないけどね
初めての渓は楽しい♪
何処から何処まで釣って、どうやって帰るのか?
どんなアマゴが棲んでいるのか?
魚止めは何処なのか?
次から次に押し寄せるドキドキ感が堪らない。(変態?)
どんなアマゴが棲んでいるのか?
魚止めは何処なのか?
次から次に押し寄せるドキドキ感が堪らない。(変態?)
石の階段は草ボウボウの登り、確かにヤツが居そうだ・・・・足下に全神経を集中させる。 植林の中に入ると下草がなくなったので一安心言われたとおりT字路を左に進むが標高が上がらず下り始めた。どうやら、間違ってはいけないと聞いていた林道に迷い込んでしまったようだ。上を見ると急な尾根道???10分程歩いて来た引き返すのはめんどくさい・・・・渓の方向は合っているから何れ何処かで林道と交差するだろうと思い尾根道に取り付く。尾根道はだんだん傾斜を増し人が歩くような道じゃなく獣の踏み跡のような感じ、尾根筋だけを頼りに70m登ると林道と交差した。
林道はしっかりとした道だったがダラダラとした登りが続き汗が噴き出してくる。
林道が並行になり植林が自然林に変わると渓の音が聞こえはじめた。緩斜面から見事連爆の上に降りる。恐る恐る連爆を覗き込むと釣り人を拒むような地形で下から釣り上がって来るのは不可能のように思えた。
今週は2日梅雨空、積算雨量は50㎜前後 もう少し水位が上がっていると思っていたが平水より数センチ程度上だったので予想が外れた。渓は自然林の枝に遮られて陽が届かず暗い感じがする。岩に苔が付き雰囲気がいい。ポイントは傾斜した細い流れが落ち込んだ先の小さな淵だ。アマゴの出方に少々ムラがあった。
9寸(29cm)が掛かる。
強い引きで太ってデカイ・・・
もしかして尺と思ったが1cmに泣いた。
遡行中、滝はなかった。強いて言うなら上の写真、落差3m以上あれば滝ってことになる。浅い落ち込みで6寸が掛かる。
アマゴ8寸(24cm)
落ち込みの右からアタリがあった。
遡行中最大の淵、落ち込みの右で掛けたが痛恨のバラし、粘ったが、その後反応はなかった。たぶん8寸以上はあったと思う。
アマゴ8寸(25cm)
先に7寸を2匹掛けた。落ち込みの深い場所に一回り大きいのが見えるが警戒して喰いつかない。他では通用しない下手な誘いを入れると掛かった。
小谷の尺物
尺伝説(大物記録) 吉野川水系 2014/6/20 晴れ アマゴ 30.2cm ♀ 先週、渓師会の飲み会で『今年は尺が出ない』ことが話題になった。今のところ銀さんが解禁日に釣った31cmのみとは淋しい・・・・ 雪が多かった。 去年の渇水...
底の石がなくなり1枚岩の落ち込みが連続するようになる。流れの横に苔が生える抜群の渓相だ。更なる期待をしたがアタリは少なくなり型が小さくなった。
村兆さんによると去年は上流の二又下が魚止めだったらしいが今日は二又より標高差50m下辺りで魚心はなくなった。
二又に到着、もうアマゴが棲めるような水量ではない。
エスケープルートを探す。二又で横を見ると『水源かん養 保安林』の標識が見えた。踏み跡は、はっきりしないが渓の少し上に歩き安かった。一旦渓を渡って緩やかな植林入り、もう一度反対側に渡り返すとはっきりとした林道が現れ朝来た林道につながっていた。
小谷だから次の渓を考えていたが尺と泣き尺に大満足、早目に帰って流し込んだビールが旨かった。
当日データ
釣果:15尾 最大30.2cm キープ4
遡行距離7.0km 標高差390m
釣果:15尾 最大30.2cm キープ4
遡行距離7.0km 標高差390m
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