最終日 納竿

渓流釣り遡行記2011
渓流釣り遡行記2011  2011/9/30 晴れ
  吉野川水系(祖谷川)
先週の祖谷川が最終日になるつもりだった。
いろいろありまして、仕事をサボって最終日の渓へ気分転換に出かけりことにしました。
 
初めての支流に入った。
新規開拓の渓は実に楽しい。くねった角をまがればどんな風景がまっているのか?滝はどうやって巻くのか?退路はあるのか?どんな魚が棲んでいるのか?・・・・・何もかもが新鮮でワクワク感がなんともいえないのである。

支流の入り口は、水量がチョロチョロしか流れていない。

上流に電力の取水があるのは確認済みだ・・・・いや、このところの雨の状況を考えると、少なすぎる はしないか・・・・林道はしばらく渓と平行に付いている。
少し釣り上がってダメなら、林道まで這い上がって、取水まで歩くつもりにしていたが、6寸、7寸がポイント毎に釣れ始めたのでこのまま釣り上がることにした。

7寸がよく釣れる。

最終日だから何匹かキープしたいところなのだが,殆どが抱卵した雌だったので流れに返した。
渓相が良くなってきた。落差がある場所では深みがありいい感じだ。
大岩のゴーロ-帯
傾斜がきついので、今にも岩が転がってきそうで怖い
ゴーロ-帯を抜けると30mの大滝が現れた。(下の写真)
緩やかなU字に窪んだところから水が落ちてくる様は異空間ようだ
残念ながら、大淵はなかった。
 


 
取水が近くなってきたのか、いよいよ水量が少なくなってきた。そのため警戒心が高く餌を追っても食い付かない・・・・油断していると足下で9寸が走る。
雨が降ってある程度の水量がでたら凄いことになるかもしれないなぁ。

尺伝説(大物記録)
   ⇒『最終日の尺上』
最終日の尺上
尺伝説(大物記録) 吉野川水系 2011/9/30 曇り 尺アマゴ 31.0cm ♀取水の下流で水量が少ないため警戒心が強いのか?餌を入れると興味を示して寄ってくるだけで食らいつかない状況が続いていた。少し先に3面を岩で囲まれた淵が見えてき...

電力の取水を越えると渓の水量が増えた。
期待感は十二分に高まったが、魚のサイズは5寸から6寸と小さくなった。
そして、卵放流のアマゴに変わった。
新規開拓と言うことで、最源流の魚止めの確認をしたかったが、次第に雨あしが強くなり、一人じゃ心細くなってきたので早めの納竿になった。

最終日に尺上が待っているとは・・・・いい形で今シーズンを締めくくることができた。

いやいや、怪我もなく無事終わったことが何よりだ。
当日データ
  釣果:37匹 最大31.0cm キープ5匹
渓流釣り遡行記2011
渓流釣り遡行記2011一覧  納涼釣行 核心部にある滝です。15mの豪快な滝、その上に左から2本の小支流が滝となって流れ落ちる。見たこともない深山幽谷の光景の中にいる幸せ苦労して来てよかったと思える瞬間だ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました