吉野川支流(銅山川)
『祝愛媛解禁』だというのに、仕事優先の日々が続いていた。
釣りに行けなくて苛立っているというより、半ば諦めの心境だった。
一先ず、仕事が落ち着き、漸く『2009解禁』を考えられるようになってきた。
会の新人、チャッピーさんとの初釣行
初対面で待ち合わせ場所を間違えて、遅れてくるとは『超大物』に違いない。
渓流釣り歴6年になるそうだがどんな釣りをするのか楽しみだ。
下降地点を探しながら車止めに着いてしまった。どうやら見過ごしてしまったようだ。Uターンして車道をゆっくりと下るが、以前来たときとイメージが合わない・・・・今度は下りすぎてしまった。もう一度Uターンして地形図を確認しながら超低速で車を走らせる。
「確か、あの尾根筋だ・・・」と指さして横をみると林道らしき一筋の下降ルートが目に入った。数年前の記憶とは、いい加減なもので尾根一筋違うではないか(^^;)
林道は林道なのだが傾斜が急だ。
落ち葉で滑って転がり落ちそうになる。
やがて横林道に出合う、以前、地形図を見、二叉の手前で等高線が緩そうなところがあったため横林道を上流に向かって進み二叉手前を目指して下降したのだが崖のような斜面でロープを使って渓に降りる結果になってしまった。
家に帰って地形図をよく見ると地名で等高線が途切れて、あたかも緩くなっているように見えただけだった。
前回の反省をして獣道のような尾根筋を素直に下降すると意外や意外、簡単に渓まで降りることができた。
渓も最高、水量も最高、でもアタリがありましぇん。
車道から150m下降
途中まで、はっきりとした林道があったが、獣道のような尾根筋を滑ながら下降した。
今日の相棒は、四国渓師会の新人チャッピーさん
初めての釣行になるが「あんたも好きね。。。」というのが伝わってくる若者だ。
大滝の大淵は少し小さくなっていた。
以前に来たときは入れ食いだったがアタリすらない。
淵左横の斜面が崩れていた。右からは大岩が邪魔して無理のようだ。
思いの外大高巻きになってしまった。
最初の1匹は、チャッピーさんに来ました。
初めてのアタリ、少し送りこんで軽く合わせをはめると、快い引き・・・・?の筈がちょっぴり重みを感じてバレテしまった。・・・・・・落胆した背中に痛い視線を感じた。
あら見てたのね。次の淵どうぞと指をさすと
「会長、釣ってください。僕は、さっき釣りましたし先週も釣っていますから、早く解禁を迎えてください。」・・・・なんて暖かい言葉なんや(泣)
良淵が続くが生体反応無し
どうしたことか・・・・
今年の初物6寸
この先、釣れない・・・なんてことがあるかも知れないので、とりあえず記念写真だがピンボケになった。
中央の深みからアタリがあった。
淵が連続する渓相最高の渓だった。
(魚影は少ない)
2条の滝
奥の落ち込みに絶好の深みがあるが、チャッピーさんの竿にアタリはなかったようだ。
細淵
俺が最も好きな淵だ
あまご8寸(25.5cm)
ようやく、8寸が釣れた。
この時期にしては、よく太っている。
奥の落ち込み手前からアタリがあった。
この淵で林道と林道が交差した。冷たい雨が強くなったのでここで納竿した。
林道と交わった。
地図にある林道と思っていたが旧林道のようだ。
雨が強くなってきた。本降りになりそうな感じがする。
今年は暖かいとはいえ、雨に降られると辛い・・・・うまい具合に谷と林道が交差したところで納竿した。
林道を進むが高度を上げない地図上に書かれた林道とは違うようだ。
張り出した尾根を回り込むと遙か上の方に車道のガードレールが見える。150m?もう少し上か???
このまま先に進むと渓筋に突き当る。ザレていて何となく嫌な予感がする。
少し林道を戻って尾根筋を登りはじめる。少し登ると足に鉛が付いているかのように足取りが重くなる。
少し進んでは休憩を繰り返しながら漸く車道の終点に着いた。
少々出遅れましたが、今年も始まりました。
無事帰還を合言葉に四国の渓を楽しみたいと思います。
釣果:7匹 最大25.5cm
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