渓流釣り遡行記2008 2008/9/28 晴れ
吉野川水系(祖谷川)CS谷
吉野川水系(祖谷川)CS谷
今シーズンの最終釣行である。
KEIZOUさんと一緒に釣りに行くことは決まっていたが、どこの谷へ入るかは決まっていなかった。
釣り場が決まらないまま出発進行・・・・決まっていないといっても、候補となる谷は、二つ三つ用意しているのだが、今シーズン最終日となると決め手に欠けるのであった。
「なぁ、この前BK谷の取水が開いとったんやけど・・・CS谷はどうやろか?」
「わからん・・・・・でも、100m下って水がなかったら最悪やで」
「それもそうやけど・・・そんときは、本流を釣ったらええやん、ゴルジェに大物おるかもよ」
「ほんじゃ、CS谷にしますか」
車道から本流に向かって植林の中を高低差100m下る。
先日の台風の影響だろうか?本流には十分の水量がある。秋が深まっているせいだろうか今日はやけに肌寒い。
渓流靴スタイルなので水に浸かりたくない 。
石の上を渡り歩きながら遡行するのだが・・・・・やむを得ず水の中に入ると「冷たい!!!」と叫んでしまう。
CS谷の入り口は、狭くて分かりつらい。
川幅は一跨ぎできそうなところもあるのだがゴルジェになっていて水量が多いと厄介だ。
30m程のゴルジェを越えると谷は広く明けてくる。
さて水量はどうか?釣りをするには問題ないくらいそこそこの水量はある。
しかし、取水が閉じているのか開いているのかは、まだ、分からない。
CS谷の入り口は狭くてわかりづらい
最大の難所15mの滝
左の小沢つたいに高巻いた
左の小沢つたいに高巻いた
2段の滝
俺は右から高巻き
KEIZOUさんは右に見える倒木を利用して奥の滝壺を狙った。
アタリがあったが針掛かりまでは至らなかったそうだ。
在来種に近いアマゴ7寸
アマゴ7寸
こちらもパーマークが大きくはっきりしているが朱点が側線に集中しているのが気にかかる。
おそらく放流魚との混成だろう。
ナイスな小淵
きのこ
ヌメリスギタケと思うのだが取水近くの南斜面は禿げ山になっていた。
ヌメリスギタケと思うのだが取水近くの南斜面は禿げ山になっていた。
取水は閉まっていた。
上流は凄い水量だ。
上流は凄い水量だ。
納竿点
取水から上は、近日入渓があったようでアタリが渋い。
取水から200m程上流、右の写真の場所にて納竿した。
残念ながら電力の取水は閉まっていた。
取水の下で、この渓の在来種に近いアマゴが何匹か釣れた。
去年の釣行で取水から上流を釣り上がった時、オレンジの朱点が多い放流アマゴが殆どだったので不思議だった。
取水の下は水量がないから放流はしなかったのだろう。
下流に閉じ込められた在来種が残ったと思われる。
まぁ何が幸いするかわからないものだ。ただ、それも時間の問題で大雨が降り取水がオーバーフローすれば、間違いなく混成が進むのは自然の生業だろう。
帰りの林道
取水の点検道なのだがかなり荒れていた。
歩き通しで本流まで1時間かかった。
登りだと2時間近くかかるんじゃないかな?
今年はいろいろなことがあった1年だったが、無事最終日を迎えることができました。
来年も、また、よろしく
当日データ
釣果:二人で35匹 最大23cm
釣果:二人で35匹 最大23cm
渓流釣り遡行記2008
渓流釣り遡行記2008一覧 吉野川支流の源流です
YouTube動画 『2008年度最終遡行記』
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