リハビリ釣行

渓流釣り遡行記2007
渓流釣り遡行記2007  2007/4/28 晴れ
  吉野川水系(穴吹川)
GWになった。
先々週の右膝を痛打した痛みがまだ少し残っているため、緩めの渓を選んだ。
車止めから林道を少し歩いて、渓に下りた。 十数年前に一度釣りあがったことがある。そのときは良淵が連続していたように記憶しているのだがエンテに堆積した岩で渓が埋まっている。エンテの施工年をみると平成8年、平成12年・・・・記憶は正しいようだ。
たまに釣れるアマゴの姿も朱点が多いものが殆どだ。十年一昔というが、渓が荒れてしまった印象を受けた。
入渓地点
ゴツゴツと岩が多い渓相
エンテの上に堆積した岩で良淵は消えてしまった。
二又まで林道が着いているが
ところどころで崩壊している。
朱点が多い放流アマゴ6寸
上流の二又に着いた。左か?右か? 左支流が本筋・・・・だが、待てよ、普通釣り人が入るのは左支流、釣り荒れしているに違いないから右支流に入った方がいい筈や・・・水量から考えると、やっぱり左支流だということで左支流を選択した。
左支流のカーブを曲がったところで また、エンテが現われた。アタリがないままエンテを高巻く。このエンテの高巻きがなかなか厄介、エンテの高さまで登ったがエンテの上に出られない。小さなコルを30mほど登ったところで、渓を覗き込むと釣り人が一人、二人・・・三人もいるではないか
頭ハネ?何で・・・」 
腕を組んで睨み付けると目と目が合った!!!文句言ってやろうと思ったのだが無視して見えないところ消えてしまった。あいつら、完全に確信犯や・・・・・GW中だから仕方ないのか?GW中でも、お互いに気持ちよく釣るための常識ってものがあると思うのだがね。
結局、頭ハネに泣き寝入りして右支流へ入渓、

右支流を登り始めると5mの滝があった。この滝までは古い足跡があり、丁寧に滝壺を探ったがアタリなし

「こっちもダメか・・・・」
滝を高巻くと、足跡は消え、自然林の新緑が眩しい渓になった。 そして、まだサビが残る6寸クラスのアマゴが針に掛かった。このアマゴは昔アマゴ、派手派手のアマゴじゃなくて一安心した。
 


 
右支流の渓相
エンテの渓から開放された。
自然林の新緑が眩しい。
アマゴ6寸
まだ、サビが残っている。
派手派手系のアマゴでなくて一安心
水量が少ないためポイントは少ない。
落込みと小淵が
セットになっている場所でないとアタリは出ない。

尺伝説(大物記録)
  『魚止めの源流尺1寸アマゴ』にリンクします。
魚止めの源流尺1寸アマゴ
尺伝説(大物記録) 吉野川水系 2007/4/28 晴れ アマゴ 33.3cm ♂どうも針掛かりしない。 魚影はそんなに濃くないようだ・・・・急斜面の渓をどんどん這い上がってきたから、そろそろ退路が気になり始めていた。小さな落込み餌を落とす...

頭パネで気分が悪かったが、尺を釣ってから元気がでた。
たまには、正義は勝つ」などと訳の分からないことをいいながら遡行を続けた。
五ヶ所位、いいポイントがあったのだがアタリはなかった。
尺を釣った滝が魚止めだったのか・・・・頭の上に送電線が見えはじめた。地図上の水線切れで納竿した。

さて、帰り道をどうしようか。出合から200m以上の高低差を遡行してきた。川通しはチョット無理かな? 左斜面を見上げると100m上に樹木の切れ目が見える。たぶん、本流との尾根筋だ。 支流に入って1つ目の滝を越える時に、尾根筋の反対側に植林があることは確認している。

100mなら何とかなるだろと思い。少し上流から高度を稼ぎ斜めに登り始めた。楽勝の筈だったが崩れた谷筋にぶち当たり、そこからほぼ垂直に近い斜面を 樹木に足をかけて、根っこを掴み腕力勝負でなんとか尾根まで登り切った。
納竿点
尺を釣ったところから5つくらいの淵を釣ったがアタリはなかった。
たぶん、尺を釣った滝が魚止めだったのだろう。
川通しで帰るのは無理、左側の斜面に取り付いた。最後は垂直に近い斜面を木の根っこを掴み腕力勝負で本流との尾根まで登り切った。
ああ、シンド!
当日データ
  釣果:10匹 最大33.3cm キープ1
渓流釣り遡行記2007
渓流釣り遡行記2007一覧  吉野川最源流の滝です。30分以上前から魚信は止まっていました。それでも、遡行を続けられる魅力ある渓です。今年も源流に拘った釣りになると思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました