今年初の尺物 W谷上流

渓流釣り遡行記2001
渓流釣り遡行記2001  2001/2/10
  東予水系  
ツイているのか?
午前4時過ぎ、少し出発が遅くなったことを反省しながら家を出た。
途中、眠気覚ましに、自動販売機でコーヒー買うために停車、運転中に飲む分、渓の中に入ってからの一杯、帰ってきてからの一杯、3本のコーヒーを買うと「ピンポン、ピンポン・・・ピンポン」  「大アタリ」の表示 久しぶりのもう一本に「今日はついているかもしれないなぁ」などとニヤリとしながら4本目のコーヒーのボタンを押した(もちろん150円の高い奴)「どうせなら2本目で当っていれば無駄はなかったのに・・・・・」と文句をいう。いやいや贅沢、ぜいたく

予定していた渓の林道まで来ると同業者風の車が前を走っていた。民家からだいぶ過ぎていた場所なので同じ渓を目指しているようだ。先ほどの自動販売機の「当り」で運を使い果たしたのか。コーヒーさえ買わなければ先行していたかも知れないと「ブツブツ・・・・・」  

広い場所を見つけてUターン 「さて何処へ行こうか」 真っ先に浮かんだのがW谷、今週は天気は悪かったが暖かったため、先週の続きを釣ろうと思った。

W谷の車止めに到着、まだ、誰も来てないようだ。運は残っているようだ。
仕度を整え出発しようと思っていると、1台の車が上がってきて橋の上に止まった。二言、三言、言葉を交わしていると「もしかして四国の渓流釣りの方?」スペースギヤにヘルメット、動かぬ物証を突きつけられて惚けるわけにもいかず「ええまぁ」 「下は釣らないからここからどうぞ」と下流を譲った。

車止めから、林道を辿って3段の滝上まで1時間強、先週の疲れが、まだ、足に残っていていきなり300mの登りはきつかった。下降地点は先週滝を高巻いた時に、だいたいの見当をつけていたために、迷うことなく到着

林道からの下降地点
3段滝上にある小滝
先週この辺りは雪に埋もれていたが
今日はご覧の通り、雪がところどころ残る程度だった。
しかし、陽が出ず、時々雪が舞って寒い

右下の写真の右に曲がったところが3段滝の落ち込み、普段は大滝上の小淵は、わりあい魚がいないので釣らないのだが、少しの間、先週と釣り場所が重なるため、先週竿を出してない場所から始めた。(先週から誰も入っていない自分の竿抜けのポイントだからわかりやすい)

いきなり一投めから強いアタリがあり9寸(27cm)が上がってきた。これから大滝上のポイントに対する考え方を改めなければ変えなければならない。

アマゴ27cm

中央の岩の向こう側から
上記の理由でなめてかかり上流から竿を出した。
いきなり強いアタリがあり慌ててしまった。

 

アマゴ25.6cm

先週とは打って変わり
白泡の中からアタリがあった。

上の淵を過ぎたあたりから雪が中途半端にあり、石の上ですべりやすく危険だ。

やがて二又に出る。左の谷は、まだ釣ったことないので左の谷へ入った。入り口で1尾、こちらは雪渓となっていて30m程上流にある絶壁の滝を登るのをあきらめて戻ってきた。
 
 

尺伝説(大物記録)
  『滝の主』にリンクします。
滝の主
尺伝説(大物記録) 東予水系 2001/2/10 晴れ 30.4cm ♀ 左支流から戻ってきて本流へ、正面に25mの大滝がある。滝の水深は、何かの大水で埋まってしまったのか意外と浅く1mより深いところはない。去年ここで釣ったのは5寸程度のチ...

尺物を釣った滝(25m)を左に高巻くが
今日は雪があり冷や冷やものだった。
安全に行くなら右巻きが良かったようだ。

滝上は、渓が緩くなり、淵自体も小規模になり釣りやすくなる。魚も幾分小さくなるが、大きなアタリを忘れかけたころに8寸オーバーがが竿を絞り込むから面白い。

アマゴ24.5cm

なんでもないところ(中央の石下)から8寸
ヒレピンのこの時期にしては良く太ったアマゴだ

アマゴ25.5cm

型的な好ポイント、期待通りに8寸が飛び出す
完全に天然ものだが、
冬が厳しかったのか尾がちぎれている。

またしても雪のため遡行困難になり納竿。

雪が深いため予定していた林道を見つけることができない。高度にして100m先週より高く上がっているから尾根までの距離も短いだろうと思い、植林の斜面を登り始めた。登り始めて10分で探していた林道に合流 「ラッキー」 納竿から1時間半で車止めに到着
今日は、やっぱりついていた。
当日データ
  釣果39匹 最大30.4cm
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渓流釣り遡行記2001
渓流釣り遡行記2001一覧  この渓は、吉野川水系祖谷川支流の最源流部の魚止めの滝です。標高は1250mで山頂までには高度で400m近くあります。何故、源流を目指すようになったのだろうか。わざわざポンコツの足に鞭打って、魚止めにこだわる理由...

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