無名滝写真集(2021年)

梅雨入りで水量が多かった。
いつもは青く美しい淵だが滝の激しいしぶきに掻き消されていた。

大滝を越えると緩やかな美しい渓になる。
釣り安いが魚影は薄い

滝と呼ぶには高さが低いが源流の雰囲気を十分感じられる。
激流に耐える巨木の根の生命感が凄い

苔の滝壁を斜めに流れ落ちる斜滝
美しさが際立っていた

３段淵と言う
３段滝と呼ばないのはこの渓に規模が大きな４段滝があるからです。
３段の重なるバランスが美しい

岩に付いた苔とのコラボレーション

放物線を描く滝
其の広がりと滝壁を薄く包み込んだ姿が美しい

１０ｍクラスの滝が連続するような場所もあり渓相は申し分ない。
広く深みがあって如何にも大物が釣れそうな滝淵だがアマゴの反応はイマイチだ。こういう場所は時間を掛けて粘る釣り人が多いから仕方ないのかも知れない。

末広がりの滝
小雪が舞い　晴れ間が見えた短い時間の撮影だった

大した滝ではないが釣れそうなオーラを放っていた。
結果は餌の着水と同時に現れこの日最長寸の９寸が背掛かりした。