源流を撮る(カメラ編)

源流釣り入門
源流釣り入門
長い間、源流にカメラを持ち込むのは記録写真としての要因が強かった。釣った渓魚と釣れた場所、入渓場所やややこしい分岐などスマホのGPSトラッキング軌跡を残し地図アプリと連携させれば撮影場所が特定できるメリットがあります。
その後、釣行記の巻頭に滝の写真を使うようになったがカメラ任せのオートで撮影するだけでは滝を目の前にして感じたイメージとはかけ離れていた。マニュアル操作ができるプレミアムコンデジを源流に持ち込み滝のスローシャッター写真を撮るようになった。
滝のスローシャッター写真には概ね満足していたが水の白飛びを気にして露出を下げ気味の暗い写真が多くなってきたのを何とかしようと1年前から一眼カメラをザックの中に入れている。
水没を気にして移動中は防水袋に入れてザックの中、釣りをする時間に影響を少なくするためにNDフィルターを付けっぱなしなど制約が多くザックから取り出して撮影する機会は少ない。三脚と合わせたら重い荷物を担いでいるのだから滝以外の写真を撮るのもありだろう。何より下界から離れ奥まった源流域の自然美は素晴らしい世界がある。
滝を撮る
コンデジ  LX100 ND16
水と光芒のラインが滝の落ち際でクロスする絶好の撮影タイミング、可なり露出をアンダーにしているつもりなのだが水と光が重なった部分の白飛びが気になります。
一眼カメラ  G100 LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm ND16
白飛びしそうなポイントにタッチパネルでピントを正確に合わ絞り込むとと露出が正常になった。光の明暗差ができ主題の滝に目を引くようになった。ポイントはシャドーを引き締めてハイライト引き立てることかな?
一眼カメラ  G100 LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm ND16
岩に付いた苔が美しい小滝。
今までなら撮影することなく通り過ぎるのが常だった風景にも目を向けるようになった。
一眼カメラ  G100 LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm ND16
最近のテーマにしているのは淵
水の流れには変わりないが優しい流れを上手く表現できればと思っている。滝に比べると主題が曖昧で扱い辛いが構図を当てはめればいい写真になるだろう。
スローシャッターの撮影機材
カメラ:G100
  • Lumix Gシリーズで最小最軽量モデル
    物理SWが少ないのは扱い辛い・・・・何となく慣れたけどね。
レンズ:LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm
  • 超広角のズームレンズだがフィルターが付けられる。
ND:Kenko PRO1Digital
  • ND8とND16を使っている。
三脚:Velbon テーブルミニ三脚 ウルトラ 453
  • 縮長225㎜、全高608㎜のミニ三脚のくせに結構重い。
    逆にこれくらいの重さがなければ水の流れに立てられない。

防水コンデジ:OM SYSTEM TG-6

  • RAW現像するようになってずいぶん良くなった。

最近カメラがOM-1に変わり、三脚とNDフィルターが必須アイテムではなくなった。

 

源流に咲く花を撮る
ぼかしの効いたバキバキの写真を撮りたいと思っているが俺もカメラも得意分野ではない。
巨木を撮る
人の手が入っていない源流は神々しい巨木には不自由しない。超広角レンズで真下から仰ぎ撮るしか撮り方を知らないがもう少し工夫も必要なのかも知れない。
アマゴを撮る
水際でアマゴを撮影するには片手で操作できる防水コンデジが有利だ。長い時間を掛けるのはNG・・・・元気な個体と弱らせず水に浸けておける環境があれば一眼カメラで撮影するチャンスもあるだろう。水面の複雑な反射を背景に収めることが出来る。
最近は玉網を浅い水辺に 置いて撮影することが多い。編み目の黒が背景となってアマゴが引き締まります。偶に写真嫌いな奴がいて玉網を飛び越えて逃げ去ってしまう。縁がなかったんだね。
構図は頭が右下か左下がカッコイイけどワンパターンになってしまう。
Other
主目的は釣りなのでチョットした写真になりそうな風景で一眼カメラをザックから取り出す機会はない。ザックからカメラが出ている間に周辺へ目配りするようにしている。
新しいスマホの写真
超広角の画角がいい感じです。少し彩度が上がっているように思えるが色に艶が出てこれはこれで有りかも知れない。記録写真のスナップとして使う機会が増えています。

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