源流釣り入門
写真で語る源流釣り
写真で語る源流釣り
青石は学術名を緑泥変岩といい、四国を東西に横断する中央構造線の南側は三波川変成帯に分類され堆積した泥や砂が地中で低温高圧に変成された岩石が隆起して地表に露出しています。
中央構造線の南に位置する剣山系や石鎚山系を流れ落ちる谷には多くの青石谷が存在しています。
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苔が付いたり落葉の下に埋まったり陽に焼けたり・・・・一見すると青石谷であることを気づかせない岩でも、勢いのある滝や急峻な水流れに磨かれると本来の青色を取り戻します。
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青石谷のアマゴはパーマークや背中に保護色の青を纏います。
魚体の色も薄青くなり凜々しく精悍な印象を漂わせ、青い魚体に小さく散りばめられた赤い朱点が綺麗です。
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大滝を越えるとイメージした場所からアタリが出るようになりました。
この辺りは卵放流の名残りが残っているようで朱点が多いアマゴ釣れはじめます。朱点は赤や朱、オレンジと色がまちまちですがパーマークと背中は青石谷の保護色になっています。卵放流のアマゴであっても渓の環境に対応してゆきます。
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青石谷の青と原生林の明るい緑、青石谷の源流は美しく、そこに棲む青アマゴも美しい。
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