2週連続の五色台周回だった。
五色峰ピークハントは長い道のりと登山道が整備されていないので周回として不向きのように思えた。登山道があるのは山の形がある紅峰と黄ノ峰の二つ、黒峰と白峰は赤テープを辿り灌木を掻き分けて行くイメージで三角点があるわけではないのでピーク位置がはっきりしない、青峰に至っては電波塔施設にあるため一応立ち入り禁止になっていた。まぁ、五色の五峰ということでマニアックな山好きによる数少ない活動しかないだろうと想像できる。それにしても1日で5峰を押さえるには絶対的な距離が長すぎて白峰を残し4峰で挫折したがそれなりの距離を歩けることを確認できた意味は大きかった。
白峰寺・根香寺・国分寺の周回は四国霊場八十八箇所参りが一般認識され、整備された四国のみちが遍路道で確立されているので人の行き交いは多い。ただ、この3社寺を周回するには20km以上の長距離で遍路コロガシと呼ばれている国分寺から五色台への登りがネックとなる。それぞれ2社寺間の周回が多いように思われる。
標高が500m未満で広い台地の五色台は山登りとしての魅力に欠けるが、多くの山が雪に閉ざされるなか冬場の里山歩きとして歩き甲斐のある山だった。
国分寺から見た五色台
紅峰から国分寺まで五色台を南北に歩いたがあと一つ気になる場所が北端の大崎ノ鼻周辺だった。久しぶりに高松へ行った帰りに大崎ノ鼻を経由してきた。
取り敢えず大崎ノ鼻の先端で1枚
小槌島と大槌島のイメージは昔と変わりないが茶店が廃墟と化しさみしい場所になっていた。スカイラインから五色台に上がる。大崎ノ鼻の先端に向かって歩きはじめたが霧のような雨が降り出した。三角点がある広場まで行けば展望があると思っていたのに広場があるだけで灌木に遮られ景色に恵まれなかった。唯一大きくなった桜の隙間から瀬戸大橋が見えた。大崎ノ鼻まで下ろうかと思っていたけど止めた。
次に展望台のある大崎山園地に行ってみる。
ここも香川県自然科学館の取り壊しがはじまっていた。新しい施設が建つのか?このまま廃れていくのか・・・・大崎山園地は瀬戸大橋を見る展望台としてキレイに整備されていた。
展望台
『またきまい』のモニュメント
瀬戸大橋の展望
夕方晴れる天気予報なので、霧の瀬戸内海に夕陽が差す写真を期待していたのに空は愚図ついたままだった。まぁ、日頃の行いなんだろうね。
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