渓流釣り遡行記2004 2004/5/30
吉野川水系(穴吹川)
吉野川水系(穴吹川)
2、3日前 四国は入梅宣言した。入梅したものの雨は降らない。予報では土曜日に雨が降るらしいので釣行は日曜日と決めた。たいした雨が降らないまま日曜の朝を迎えた。午前3時過ぎ、目が覚めたのはいいのだが布団の中で「行くか?止めるか?」夢心地のなか悩んでいた。・・・・・結局「行くだけ行ってみるか?」かと家を出たのは4時過ぎになってしまった。
目的の渓は穴吹川のK谷に決まっていた。木屋平に入ったのは5時過ぎ。。。。。かなり明るいもう入渓できる頃合だ。「ちょっと出遅れてしまった・・・・」と反省したが、まぁ日曜日だし、後二日すると鮎釣りがはじまるから準備で忙しいだろうと高をくくっていた。K谷の車止めに着いてビックリ香川ナンバーの軽トラが1台・・・・山仕事?いい方にとって車を覗き込むとどう見ても釣り仕様どうやら先を越されたみたいだ。「香川の人は熱心やな」と不手台詞・・・そういえば俺も『香川の人』だったけ・・・・
まぁこの辺りは支流がいっぱいあるからと渓変わり・・・・以前Y谷が途中になっているからY谷の車止めに着くと福山ナンバーのパジェロ「広島の人も熱心やのぉー」・・・・熱心すぎる!次に渓変わりしたのはF谷 林道を少し登ってヘヤピンから渓を覗き込でいると大きなスズメバチが2匹ブーンブーンと私を威嚇した。「ヤバイ!ヤバイ!」と身をかがめた。とても渓への細い杣道を先に行く気になれずこの渓も止めた。
「今日は早朝ドライブになるかな? 隣の祖谷川でも行くか?」と剣山方面へ車を進めた。
祖谷川へ行く途中、ついでに穴吹川最源流部の渓の車止めに寄ってみた。
祖谷川へ行く途中、ついでに穴吹川最源流部の渓の車止めに寄ってみた。
誰もいない・・・・いつも車が止まっているのに・・・・・意外な展開だ・・・・・祖谷川に行っても状況は同じかも知れないし・・・・・穴吹川最源流部の魚止めを確認するのもいいかもしれないな・・・・・しかし、この渓は岩魚の渓だからなぁ・・・・・まぁ岩魚でもいいか!
こうして、午前7時前、漸く入渓する渓が決まった。
穴吹川支流
3、40m程の急斜面を辿って渓へ降りた。
初めのエンテで竿を出すがアタリがない。昨日ぐらいの真新しい足跡のせいだろうか?8つくらいあるエンテの半分に竿を出したがアタリはなかった。渓が左にカーブして初めての落ち込みで 、初めてのアタリ6寸の岩魚が針掛りした。「やっぱり岩魚か?」落ち込みを直登して最終エンテまでに岩魚が3匹・・・・・以前は最終エンテまではアマゴがいたのだが、どうやらこの渓は完全に岩魚の渓になったらしい。
車止めから見た穴吹川最源流部
渓の入り口には、エンテ帯が続く
エンテ帯を越えて左にカーブすると良渓がまっている
ただし、ここは岩魚の渓だ
左側の沈み石の際からアタリがあった
岩魚8寸(24cm)
ここは完全に岩魚の渓だ
上流で少し植林を見かけたが
原生林の中を流れる渓である。
以前入渓したときの納竿点を過ぎた。 相変わらず岩魚である。(岩魚しか釣れない) 以前は殆どアタリがなく、アマゴが釣りたくなって他の渓へ渓変わりした。新しい足跡がなくなってからよく釣れる。岩魚も8寸あれば良い引きを楽しめる。渓も素晴らしい。
岩魚8寸(25cm)
落ち込みの右側からアタリがあった。
上流の二又
流れの合流点でアタリがあった。
上流の二又
流れの合流点でアタリがあった。
右支流納竿地点
こっちは、アタリすらなかった。
二又から高度で約100mで納竿した。
水線切れはもう少し先だ。
上流の二又で、本日3匹目の8寸岩魚が釣れた。この二又で一休み
地形図を眺めると左支流に水線が書き込んであるから、まずは左支流へ釣り上がった。全くアタリがない。ここはと言う落ち込みをそーっと覗き込んでも魚影は確認できない。高度差で約100m弱、登った上の落ち込みで納竿した。
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岩魚9寸(28cm)
手前の浅瀬に浮いていた。
餌を投入するとパクリと咥えた。
左支流 納竿地点
当日データ
釣果30匹(キープ1) 最大31.2cm
・・・・・・全て岩魚
釣果30匹(キープ1) 最大31.2cm
・・・・・・全て岩魚
渓流釣り遡行記2004
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