東予水系 幽霊谷
入り口の看板に『2.5km先崩壊のため通行止め』と書かれていた。 地形図を確認して 「2.5km先だったら殆ど車止めの目的地だな」と思い車を進めた。
<省略>
そうして、ようやく国道に差し掛かるころ、ふとBACKMILLERで後部座席を見た。
その時は、「若い娘さんだったら逢ってみたいな。最近ときめく事ないから・・・・ばぁさんだったら困るけどね」と掲示板に書き込んだものの、なかなか外に出ることが出来ない。結局歩き始めたのは6時過ぎ辺りが明るくなったからだった。かなりの小心者である。
林道に入って500m、土砂崩れに遭遇
新スペースギアの実力を持ってすれば
何個かの石を除ければなんとか通れそうだったが
帰りに通れなくなっていたら困るので
手前の退避場を車止めとした。
1枚岩の川底に大きな青石が点在する。渓相は抜群なのだがアタリがない。先程の焚き火の主にやられてしまったのか・・・・明けた淵でコツコツアタリがあったので合わせると6寸程度のあまご・・・落込みに仕掛けを入れると大きなアタリが来て9寸前(26.5cm)のあまごが針掛りした。(ここから上は、いけるかもしれない)
入渓地点の渓相
一枚岩の川底に大きな青石が点在する抜群の渓相
水の透明度は高い
あまご8寸(26.5cm)
幅広の綺麗な魚体だ
白泡手前の深みから
一枚岩に透明な流れだ
2段淵の上の淵
両淵とも如何にも大物が潜んでいそうな淵なのだが
下の淵も上の淵もアタリすらなかった。
きっと何処かに潜んでいる筈だ。
左の淵を高巻くと大岩が重なり合った川原となる
確かこんな渓ではなかったはず
大水でも出たのか?
2段の綺麗な深淵を高巻くと渓相は一変した。一枚岩の川底は無くなり土砂と岩が渓を埋め尽くす川原となった。「大水が出たのだろうか?」川原状の渓相は岩が安定していない。何度も足を置いた石が崩れて扱けそうになった。
あまご8寸(25.0cm)
ちょっと細身
淵尻に浮いていた魚の頭上に餌を落とすとパクリ
魚を見ながらの釣りは楽しい
あまご9寸(29.0cm)
こいつは浮かせて顔を見たとき
もしかして、尺上あるんじゃないかという
面構えだった。
左から順番に餌を流して
一番右側白泡が切れる辺りで辺りがあった。
あまご9寸(27.2cm)
尾長の色鮮やかなあまごだった。
日陰、日向で錆の取れようが違った。
手前の小さな落込み上の浅瀬に浮いていた。
あまご9寸(28.0cm)
こいつも浅瀬に浮いていた。
少し上手に餌を落とすと餌を追ってきてパクリ
魚が反転したところで合わせを入れる。
今日は半分くらいの魚がこのパターン
魚を見ながらの釣りは格別楽しい
1枚岩の渓が川原状となっていた原因
小谷が一筋崩壊していた。
大水でも出たのであろう。
ここから土砂が流れ出していた。
回復にはかなり時間がかかりそうだ。
尺物を釣り上げて、少し遡行したが全くアタリが無くなった。ほぼ1000m付近、残雪がちらほらと歩き難い。・・・・・それと、石に付いた水流の飛沫が凍ってよく滑りよくこける。今日は十分楽しませてもらったからここで納竿した。
納竿地点
標高1000m付近
車止めまで約1時間 意外に時間がかかてしまった。
釣果27匹(キープ7) 最大30.2cm
コメント