吉野川水系(祖谷川)
大型台風の被害、源流への卵放流、釣り人の増加・・・・悪い材料ばかりの祖谷川、それと殆どの支流の釣査が終わったこともあり祖谷川に対する魅力がなくなってしまい入渓が遠ざかっていたのだが、439さんから「まだ、祖谷には人の行かないような場所には、ええアマゴがおるでぇ」と情報があった。
前回の頭ハネの反省から1時間位歩かないと入渓できない谷を選択した。思ったより車止めが少し伸びていてアプローチ時間が15分短縮した。
強い引きにかなり梃子摺った。
9寸を釣った横の小小支流の落込みから8寸が釣れたのには驚いた。
渓相はだいたいこんな感じ
右の落込みから6寸、左の落込みの深みから7寸が出た。
尺を釣った滝を越えると渓が狭まってきた。
上流になると魚のサイズが小さくなってきた。
平均サイズは6寸~7寸、写真は、絶好の淵なのだが6寸が1匹と寂しい。
一つ目の渓、納竿点(標高1150m)
水量はまだ大丈夫なのだがアタリがない。
標高1100mの小支流と交差する合流点が魚止めのようだ。
生憎の曇り空、細い雨が時折岩を濡らす。霧が立ち込め渓全体が薄暗くなってきた。林道を示す赤テープが心細くなってきた遡行を励ましてくれた。
2つ目の渓は、いきなりゴルジェの様相だ。幾つかの落込みに仕掛けを流したがアタリがない。魚がいないのか?少々不安になる。
いないのなら次の滝で止めにしようと仕掛けを入れると魚信があって8寸(26cm)が釣れる。パーマークが青っぽい、背中にかけてもなんとなく青っぽいアマゴだった。
「祖谷の青アマゴ?」
私が祖谷に入りはじめた頃は、こんなアマゴが沢山いた。最近じゃめったに釣れる事がない。
在来種が密かに棲息しているのか?遺伝子の突然変異なのか?????パーマークが10個なのと腹部が白いのが多少疑問が残る・・・・・もう少し上流を釣ってみないと分からない。
遡行目的ができたことで滝を高巻いたが下降場所が見つからない。ロープを使えば何とかなるかも知れないが、その先にルートを見出せない。右の斜面は壁面、左の斜面は200m位高巻かないとないともならない。何処まで続くか分からない要塞のようなゴルジェにビビッてしまい遡行を中止した。
祖谷の青アマゴ?のロマンは来年に持ち越すことなるだろう。
アマゴ8寸(26cm)
祖谷川の青アマゴ?
在来種が密かに棲息しているのか?遺伝子の突然変異なのか?
パーマーク10個、腹部の白さが気になりますが・・・・・
高巻きを試みたが下降する場所がない・・・・ロープを使えば 何とかなるかも知れないが、その先にルートを見出せない。何処まで続くか分からないゴルジェにビビッてしまい遡行を中止した。
釣果:25匹 最大30cm キープ5匹
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