吉野川漁協連合会がもめている

渓の雑学
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渓の雑学

※3/4追記
しばらくは仮の遊漁券で運営し正式の遊漁券が発行されれば交換できるそうです。
年券⇒10,000円は変わらず

吉野川漁協連合会がもめている。
以下の記事を参照して下さい。

NHK NEWS WEB 平成5年11月9日の記事
吉野川漁協組合連合会 過半数が脱退へ 資源管理に影響か』

NHK NEWS WEB 平成6年1月30日の記事
『連合会脱退の3漁協 吉野川の漁業権共有へ手続き進める方針』

時系列で要約すると
・連合会の赤字経営が続いたため理事会で各漁協の出資金6900万円余りを取り崩して、運営資金にあてる方針が提案され各漁協と組合員の間で話し合いが進められていた。

・過半数の組合が「連合会の赤字を理由に漁協の出資金を取り崩すのはおかしい」などとして脱退することを決めました漁業権共有へ手続き進める方針

脱会を決めたのは4つの組合
 三好市にある吉野川上流漁協と三好河川漁協
 美馬市にある吉野川西部漁協
 吉野川市にある麻植阿波吉野川漁協の4つの組合
 ※吉野川上流漁協は手続きの不備で脱会できなかった。

・脱会は12月31日で成立
脱会する正組合員数は1500人と全体の過半数を占め、世帯数も1/3を越えた。
⇒法律に基づき連合会が持つ吉野川の漁業権が取り消されれば、吉野川漁協連合会で行われているアユやアマゴ漁など規制がなくなり資源管理に影響が出る。

・脱会した3つの組合は新たに連合会との漁業権の共有に向けた手続きを進める方針を固めた。
3つの組合の総会は2月に行われる。
徳島県は、「漁業権の取り消しが回避される可能性が出てきた」としている。ただし、3つの漁協と連合会が漁場の管理などについてさらに協議する必要がある。


釣り人側に立つと

  1. 12月31日に脱会が成立⇒漁業権の共有
    3月1日の渓流解禁までに遊漁券の発行は間に合うのか?
    脱退した3組合はどんなカタチで漁業権の共有をするのか・・・・今まで通り?
  2. 吉野川漁協連合会の赤字経営
    赤字経営解消について話し合われているのか?
    遊漁料の値上げ、放流量の減少等に影響する。
  3. 組合員も釣り人かも知れないが、高い遊漁券を買っている釣り人の意見が全く見えない。
  4. 端から見ると、漁協と連合会がお金のことでもめているとしか見えない。

状況を見守っていくしかないと思いますが吉野川漁協連合会や漁協の情報が皆無です。

吉野川漁協連合会は大きな漁協ですがHPすら持たない閉鎖的な漁協です。失礼とは思いますが、閉鎖的な運営が赤字経営につながっているような気がします。

もめ事は起こってしまいました。
もめ事をもめ事だけにとらわれず吉野川漁協連合会が釣り人ファーストのオープンな漁協に生まれ変わるきっかけになることを望みます。


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