渓流釣り遡行記2022
吉野川水系 2022/4/13 晴れ
吉野川水系 2022/4/13 晴れ
源流釣りは帰還ルートが長くなりガチだ。
渓沿いに道が付いていることは希で付いていたとしても荒れていることが多い。
登山道や山仕事の山道を利用したり尾根道に取り付いたりもする。
今回は尾根道
源流の二又まで辿れば渓と緩尾根のピークが近くなり労せずとも尾根に乗れる。
ただ、二又のだいぶ手前で魚信が途切れてしまったので、二又まで行くか?引き返すか?・・・・に悩みの種だった。
本流との出合いの小淵
全く釣れる気はしなかったが白泡の中から7寸が出迎えてくれた。
幸先が良いじゃない!!
渓の入り口はゴルジェの連瀑になっている。
危険な場所にはロープが張られこの渓の専門家がいることを匂わせていた。
ロープがなくてもクリアー出来そうなのだが折角なので楽をさせて頂いた。
連瀑最後の滝
何処がどうなったらこんな風に斜め45度で落ちるのか?不思議な滝です。
淵も広く水深があるのにアタリ無しだった。
渓は連瀑を越えると極端に緩くなる。
緩い流れになると水量の少なさが目立つようになった。
もう、雪解けの恩恵は尽きてしまったのか?
岩と木の幹には苔が付き陽の当たらない影渓の様相を示している。
陽が届きだし暖かくなってきたので上着を脱いでザックにしまった。
ザックを下ろしたついでに休憩と写真タイム
この後、竿ケースを置き去りにして200m程引き返すことになった。
アマゴの活性はそんなに高くない
6、7寸がポツリポツリ釣れる程度で『釣れた』って感じではない。
それより、喰いが浅いのか水面まで上がっているのにポチャンと落ちるのを幾度も繰り返した。
アマゴから離れた仕掛けは上に跳ね返り木の枝に絡んでしまう。
8、9寸が渕尻に浮かんで入るのを見かけるが餌を入れると落ち込みの中に隠れてしまう。
羽根虫が飛びはじめたのでミミズには興味なしってことか?
水量があって流れがあれば1発で喰ってくるのに・・・・
コイツはやる気があった。
前回、納竿した場所からアタリが無くなった。
段々渓の傾斜がキツくなってきたので深みがある場所だけ竿を出すことにした。
更に傾斜がキツくなった。
二又まで行くのか?引き返すのか?
引き返しても尾根まで登らなければならない。
下って登るのは不条理と云う頭がある。
もしかしたら大きな滝があってアマゴが復活するかも・・・・時間もあるし二又まで行くことに決めた。
もしかしたら大きな滝があってアマゴが復活するかも・・・・時間もあるし二又まで行くことに決めた。
二又までの標高差は150mくらいだろうか?
傾斜がある渓の登りは足さえ持てば意外と早い。
滝はあったが淵が浅くアマゴは居なかった。
ガレの供給源の谷筋を越えたらガレが片付き随分歩きやすくなった。
ガレの供給源の谷筋を越えたらガレが片付き随分歩きやすくなった。
二又手前で石積みの道が目に入りその先に廃屋の跡が現れた。
そして、二又
地形図の通り平らな広い場所のはじまりが二又に分かれていた。
そして、二又
地形図の通り平らな広い場所のはじまりが二又に分かれていた。
広場の大樹が深緑に覆われれば凄い風景になることが想像できる。
廃屋からの道を少し登り平行移動すれば緩尾根のピークに立つことができた。
この緩尾根を下るのは快適だ。
葉が落ちて殺風景な尾根を下って来ると色鮮やかな山ツツジが花を咲かせていた。
尾根のドン付きが近づいてくると急勾配になるがアセビやシャクナゲが密集するので手掛かりになる。
最後の最後、本流との距離を考えたら下れる傾斜ではないように思えたが、尾根の続きがクネクネ曲がり出合いまで導いてくれた。
帰還ルートはこの緩尾根を利用するの正解だと思うが魚止めとの兼ね合いが難しい。
魚止めで止めた場合尾根に登るのか?引き返すのか?
渓沿いに薄らとした道はあるにはあるが出合いの連瀑をロープで下るのは嫌らしい。
遡行データ
2022/4/13 晴れ
遡行距離:5.2km 標高差:440m
釣果:12尾 最長寸:25.0cm キープなし
2022/4/13 晴れ
遡行距離:5.2km 標高差:440m
釣果:12尾 最長寸:25.0cm キープなし
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