四国の渓流 全面解禁

渓流釣り遡行記2022
渓流釣り動画遡行記2022
 吉野川水系 2022/3/2 晴れ 
10日前に降った雪が阿讃山脈に残っている。
長年の経験で阿讃に雪があれば愛媛の渓が雪に埋もれているのは理解している。
まぁ、解禁当初から阿讃ピークの標高まで釣ろうってのがバカな話なのだが、5日前、山の雪が随分減ったように思え我慢できず雪中の釣りを覚悟しながら出発した。
トンネルを越えると近年見たこともない真っ白な世界・・・・
本流沿いの道は脇に寄せられた雪で50cm以上の高さになっていた。
覚悟はできている・・・・
奥へ進むと雪で道幅が狭まり2車線の道なのに車1台が通るのがやっとの道幅になった。
「渓の入り口まで辿り着けないわ・・・・」
瀬戸内海側に渓変わるすることも考えたが、北斜面なので状況はそう変わらないだろうと竿を出さないまま撤退した。
しばらく停滞は続くのか?

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昨日の暖かい雨で転機が訪れた。
5日前にあれ程積もっていた道路脇の雪は何処へやら、渓の入り口の雪もチラホラ・・・・
雨と雪解け水で渇水気味だった渓の流れは増水していた。
3月になり徳島と高知の渓が解禁した。
去年の解禁日に目的の渓から弾き飛ばされた苦い経験・・・・
吉野川の遊漁券を用意したものの、渓が少し落ち着くまでしばらく愛媛の渓に留まります。
1投目から目印が走る。
合わせると水面間際で針外れを何度も繰り返している。
竿に伝わる重さからチビアマゴが餌の先だけ咥え遊ばれているのは明白なのだが意地になる。
「やっぱり、オマエか」
序盤は大滝と大淵が連続する見事な渓相
渓通しは難しく斜面に取り付き迂回しなければならない。
雪が積もっていれば渓を渡ることもできないだろう。
ミニゴルジェの先に実績がある大滝
急流が緩んだ溜まりで7寸を出すのが精一杯
昔は釣り人が寄りつかないメチャ釣れる渓だった。
道先案内の赤テープを見かけだした頃から釣果は今一つになってしまった。

 
連瀑がはじまる前の大淵を持った大滝
此処も5寸が2尾・・・・釣り荒れしているのか?雪解け水が入り活性が悪いだけなのか?
連瀑には竿を出せる滝淵が3つあり、何れも下って登り返さなければならない。
大物の可能性があるならともかく今日の釣果ではねぇ・・・・連瀑の滝はパスすることにした。
それにしてのこの連瀑の高巻きはシンドイ!!
連瀑の越えた場所から釣りを再開した。
6寸くらすが3連続したがそれ以降はチビアマゴに変わる。
この辺りはいいアマゴが釣れる区間なのだ今回は出合うことができなかった。
写真のアマゴは雰囲気はよく似ているが黒点がパーマークの上にもあってなんかおかしい。

本日の最長寸
8寸あるか・・・・いやぁ ギリ足りなかった。
魚体に刻まれた無数の傷が厳しい越冬を物語っていた。
チョット雪が出てきて歩きにくくなってきた。
そういえばこの大滝の存在を忘れていた。
滝の飛沫で滝壁の全てがが氷に覆われていたこともあったなぁ
この滝を越えると帰り道がややこしくなる。
釣果も20尾を越えたことだし早めの納竿とした。
遡行データ
 2022/3/2  晴れ
 遡行距離:4.3km 標高差:350m 
 釣果:21尾 最長寸:23.5cm キープなし
 

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