曼珠沙華

四国渓師ブログ
四国渓師ブログ 2019/10/2 

曼珠沙華(マンジュシャゲ)は彼岸花の別名です。

他に「死人花」「地獄花」「幽霊花」などとネガティブな別名で呼ばれているのは花全体に毒があるため死者を土葬で葬る際小動物に掘り返されないように曼珠沙華を植えた習わしがあり、お彼岸に曼珠沙華を見ながら故人を偲んだことに謂われがあるようだ。。また、田畑の畦に曼珠沙華が群生で咲いている事が多いがこれも同じように作物に小動物を近づけないようにする知恵だった。その一方仏教で曼珠沙華は「天空に咲く花で白くて柔らかく見る者から悪を離れさせる」と有りがたい花とされているが、花の色からして別の花。。古代インドの文学語のサンスクリット語で曼珠沙華=赤い花から彼岸花の別名になった節が本当のようです。

そう云えば小さい頃、祖父に「その花を触ったらいかん」と云い聞かされたような薄い記憶がある。葉もなく細い茎の上に鮮やかな赤い花にイヤな感じ・・・・あまり良いイメージは残っていない。


「触ってはいけない」との言いつけはあるものの

色鮮やかな赤の群生は写真の素材としてこの時期の曼珠沙華は飛び抜けている。3軸ジンバル+GoProの組合せ、モータの回転を利用した定速パン動画を作って見ようと近所の神社で撮影をはじめて見たものの群生が少ないのでカット不足になってしまった。ネットで検索したら宝山湖に曼珠沙華の群生があるらしい・・・・結構近い場所じゃないの

宝山湖は香川用水の調整池、吉野川から阿讃山脈を潜って来た水を一旦宝山湖に溜め県内一帯に配水される。宝山湖南の入水口の東側に曼珠沙華が植えられ斜面が赤く染まっていた。思っていたより広範囲の群生は見事だった。


赤・赤のコンビネーション!、朝焼けを入れたかったが雲も湖面も赤くならず期待外れだった。明るくなるのを待っていると名あるカメラマン風のおじさん(だってカメラも三脚も高そうだもの)霧吹きを取り出して蜘蛛の巣にシュッシュッ・・・・なるほどね、こうやって撮るんだ小道具も大事ってことですね。

おじさんが撮影した後で撮らせて貰った。

雰囲気はこんなものだが素人が安いカメラで撮ったらこうなっちゃうって悪い例ですね。


白い曼珠沙華
上に記述した仏教上の曼珠沙華は蓮の白い花でこの花ではない。赤と黄色の自然交雑種が白い曼珠沙華になったらしい交雑種ゆえ繁殖力が弱く赤にくらべめずらしい存在となっている。


3軸ジンバルを使う時にカメラ側の手ぶれ補正の設定をどうしたら良いのか?2つの手ぶれ補正が被ったら不自然な挙動になりそうな気がしていたのでカメラ側の補正を切るようにしていたがGoProのハイパースムーズは別物だった。面の移り変わりが不自然な挙動は極偶に現れるが細かなブレを抑えてくれる方が動画にとしては良い。よって、移動しながらの動画撮影は動画撮影は3軸ジンバル+ハイパースムーズが望ましいことが分かった。


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