四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2023年)
渓が春めいてきた |
四国の渓流釣り |
吉野川水系 2023/2/27 晴れ | モバイルサイトはこちら |
車道に雪はなかった。 林道を歩きはじめると疎らに雪が残っている東斜面とは対照的に西斜面は見渡す範囲に雪は見当たらなかった。「これくらいの雪なら魚止めまで届きそうだ」と今後の先行きに安堵する。 |
渓の入り口は東斜面に面している。 想像していたより雪は少なかったが岩場の3連滝をどう越えるのかが思案のしどころ・・・・雪が乗った岩は確実に滑るし、雪の急斜面は倒木だらけで取り付く気が起こらない。壁際の狭い隙間を登ろうとしたがザックが邪魔になるのでザックを下ろしロープを結び登り切ってから手繰り寄せた。いつもと違うルート取りは時間と労力が掛かってしまう。 3連滝はアタリなしに終わった。 昔は少なくとも8寸何尾かは確実だったのにどうしたことか? |
渓は3連滝を越えると緩くなり雪があっても歩き安くなった。 極偶に大物が出るから油断できない最初の淵で8寸を掛けた。ここに8寸が居ると云うことは今シーズン釣り人が入ってないことが想像できます。 |
2尾目の8寸 早期のポイントは深み一辺倒でしたがあまり陽の当たらない場所でも落ち込み近くからアタリが出るようになり解禁から日を重ねる毎にアマゴの活性は良くなっているようです。 |
渓は支流を越えると南斜面に方向を変え完全に春の渓、目論見通りになりました。 雪が残る渓をモタモタ遡行してきましたがこれなら魚止めに届きそうです。 滝の落ち際に陽が当たり虹が架かっていました。 |
雪があれば引き返そうかと思っていた場所 滝の流れに足を置くことができ反対側に渡ることができ四つん這いで這い上がります。 チョットでも滑ったらウォータスライダーでドボーーンです。 |
数年前、春の重い大雪に渓沿いの立木が渓へ倒れ込みほぼ全ての淵が仕掛けを入れ憎い状態でした。殆どの淵は回復傾向にありましたが、まだ立木が倒れ込んだままになっている淵が数カ所残っていました。そんな荒れた場所でも仕掛けを沈めればアマゴの反応があります。 |
今シーズンの初尺が出ました。 尺伝説(大物記録) 『デカ顔の尺上』は下のバナーからリンクします。 |
デカ顔の尺上 | ||||||
30.3cm ♂ | 23/2/27 | 吉野川水系 | ||||
淵の真ん中で5寸を掛けた。 過去に大物が出たポイントなのにサイズダウンが止まらない。次に落ち込み際と沈み石の間に餌を沈めたがアタリがない・・・・次のポイントに移る前、セオリー的に縦引きの誘いを掛けてみる。ふわっと浮き上がる餌を追いかけてきたのか白泡の中に現れた大きな魚影を見逃さなかった。 |
もう直ぐ魚止め 9寸が出れば7・8・9・10サイクルヒット達成なのだがどんなに計っても数㎜足りずサイクルヒットは次の機会に持ち越しました。 |
安全策を採って尾根を登り道に出ます。 地図で緩く見えた尾根も直登するのは堪えまくりで「ヒィヒィ」云わされます。 日当たりが良い南斜面の渓に雪はなく魚止めまで春めいてきましたが影の部分には大量の雪が残っています。 |
遡行データ 2023/2/27 晴れ 遡行距離:8.5km 標高差:400m 釣果:30尾 最長寸:30.3cm キープ無し |
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