四国の渓流釣り
 
2010年度 渓流遡行記

2/6 東予水系
  祝愛媛解禁2010

2/13 吉野川水系
  祝愛媛解禁2
2/27 東予水系
  ホームグランド
3/6 吉野川水系
  『H069釣法』
3/13 吉野川水系
  ちょっとだけ桃源郷
3/27 東予水系
  源流は、まだまだか?

4/4 吉野川水系
  新規開拓 二渓

4/10 吉野川水系

4/17 吉野川水系
  過去の記憶が途切れた渓

4/25 東予水系
  標高差700m+100mの遡行 

4/29 仁淀川水系
  GWの釣り

5/3 東予水系
  きつ谷
5/16 吉野川水系
  様子見の渓
5/29 吉野川水系
  二叉支流
6/5 吉野川水系
  迷コンビ復活 春の釣り大会
8/13 那賀川水系
  納涼釣行
9/20 吉野川水系
  岩魚の渓

国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2010)
    岩魚の小渓
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吉野川水系(貞光川)

2010/9/20 晴れ

 今週末は、四国渓師会の釣り大会だ。
 『岩魚のヒレ酒』が飲みたいなぁ ということでJUNNさんと岩魚を釣りに行くことになった。

 予想はしていたが水量は『チョロ・チョロ』この先大丈夫か?
初めから、短竿、短仕掛けで釣り上がる。 

傾斜が出てきて厳しい遡行になってきた。
【右の写真】まだ、まだ序の口だ
水量が少ない分 落ち込みを直登できる。

【下の写真】
連瀑帯がはじまる。
JUNNさんが右からへつろうとしているがやばそうな雰囲気、あきらめて左から大高巻きとなった。


 【上の写真】
アマゴ9寸前(26.5cm)
アマゴがいた、岩魚に住処を追われ数は少ないが棲息している。
【下の写真】
水量が少ないため、釣り場は、ある程度限られる。
「せーの」で、二人同時に仕掛けを投げ入れる。

連瀑帯の核心部 大岩が渓を塞ぐ
「ここは無理やろ・・・・」とJUNNさんは、すでに高巻きを始めている。
竿をたたみながら、たしか以前来たとき、この大岩は越えることができたような記憶を思い出す。クラックに足をかけて手を伸ばすと木の根っ子に手が届いた。それを手がかりに、体を引き上げると次の足がかり・・・・意外と簡単だった。

ここで、細長いが尺近い岩魚を掛けた。
掛かりが甘かったのか取り込むときに暴れられて痛恨のバラシをしてしまった。
気を取り直して上の落ち込みに向かう。岩陰から淵を覗き込むと尺はありそうな岩魚が悠然と泳いでいる。今度の奴は太い!短竿、短仕掛けでは伸されてしまいそうなので5mの竿を取り出す。
「なんしょおんや。」
あぁびっくりした。40m上の崖からJUNNさんが高見の見物
「こんなんがおるんや」と広げた手は悠に50cmを越えていた。
岩陰からそぉーっと仕掛けを入れると直ぐに食いついてきた。反転したところで合わせを入れる。
「凄い引きや」・・・・・5mの竿に変えといてよかった。


岩魚9寸(29.4cm)
完全に尺はあると思っていたのだが6o足りなかった。


苦労して一つ上の滝に登ってきたが、こちらは生体反応なし・・・・  


JUNNさんが岩魚9寸

渓は等高線の混み合った部分を過ぎて渓は急に緩くなった。緩くなったと同時に流れはなくなる。ただ、小さな水たまりの中でも、ある程度の深みがあれば岩魚は餌を追う・・・・・凄い生命力だ。

岩魚の渓 納竿点
林道工事のためなのか伐採された木々が渓を塞いでいた。流れはさらに細くなり、これ以上は無理だろう。

 二本目の渓
だいぶ下流へ下って林道の終点に車を止めた。
以前きたことがあるような気がするが記憶がない。
JUNNさんの案内で渓まで降りる。
二本目の渓も渇水には変わりない。

モツゴが終わったらアマゴが出始めると言われたがモツゴは終わらない。

ようやくアマゴの姿が見えだした。
餌が落とすとすぐ近くまで寄ってくるのだが、反転して消えてゆく。
渇水で警戒心が強くなっているのか、一本目の渓の岩魚とは大きな違いだ。

いい感じの滝なのだがアタリがない

モツゴとは違うアタリ・・・・「アマゴか?」と粘って針掛かりしたのはこんな奴
ヨシノボリ??違うなぁ。川ハゼの仲間かな

二本目の谷納竿点
ここでJUNNさんが初めてアマゴをかけた。
当然、俺はアマゴボーズでした。


釣果:二人で20匹くらい 最大26.5cm (岩魚→29.4cm)