携帯水槽と天然あまご

渓流釣り遡行記2007
渓流釣り遡行記2007  2007/3/19 晴れ
  愛媛の渓  439道中記

会長が那賀川支流へ釣行する前日に携帯水槽を家に持って来てくれた、まだ試作段階とあって幾つかの問題点をかかえているが、まぁなんとか使えるかもしれない、生きた写真を撮るならあの渓が良いだろう。

今日は、四国渓師会に入って2年目の若手新人まっつんとの釣行である、夜明け前の車留はマイナス2度と冷え込んでいる、おそらく源流は雪が深く遡行が困難になるだろう、しかし登山道がすぐ上にあるので何時でも撤退できるので心配はない。

県境の山
とりあえず30分歩いた滝の上から釣ることで、まだ薄暗い登山道を登って行く、渓を囲む山には予想どおり雪があった。
入渓点の渓相
35分歩いて滝を見学してから高巻き下降する、雪の渓を静かに水が流れている、アタリが渋くなかなかアワセが決まらない、まっつんも苦労しているようだ。
二条の滝(10m)
10mの滝を登山道へ巻いて適当に下降すると浅いながらも広い渕があった、支流出合の良渕である、期待を込めて大岩の向う側へ落とすと一発で竿を引ったくって右に走った、岩に隠れて姿が見えないが竿で絶えると大人しくなった、岩影から出た魚体をみてびっくり、尺ものじゃないか。
右上の大岩の向う側から尺ものを引き寄せる
携帯水槽による撮影、
水槽の内径が32cmらしいのでピッタリ32cmの♀
水漏れするとは聞いていたが想定外の水の漏れかたである、水槽一杯に水を汲んでアマゴを入れてデジカメを構えた時には背びれがどうしても出てしまうのだ、「会長!!なんぼ試作品じゃゆうてもこりゃ使いもんにならんぜよ」と呆れてしまったが、何とか写真がとれました。
池を作って放すとこんな感じになります
今の時期の色合いが良く出ていると思います。
 


 
段々と雪が深くなった中で熱心に竿を振るまっつん
この渕では8寸が出たもよう。
雪がふかくなりかなり遡行が困難になってきた、斜度が増して魚止めは近いと思うがまだ魚は居るようだ、しかし安全第一ということで潔く納竿することにした。
昼飯に湯を沸かしてワンタンスープを作ったが最高の味だ
やっぱり渓飯はうまい!
車留に帰還したのが昼過ぎだった、以前から気になっていた小さな谷へ行ってみることにする。
一つ目の支流は細すぎるので二つ目の支流へ入渓するとなかなか良い渓相であった、渇水と言われているが釣りには十分な水が流れている。
最初のポイントでニジマス6寸がヒットその次に6寸のアマゴが釣れる、「やっぱりおった」。
暫く釣りあがると滑滝が現れた、渕は埋まって浅そうだが慎重に餌を入れると「ガンガンガン」と強烈なアタリがあった、赤い魚体を足元へ寄せると尺あるかもしれない。
尺が出た支流の滑滝
30.3cmの♀あまご
卵放流魚はなぜかしら味が良いのはなぜだろう、食い意地には勝てずこの魚はキープした。
当日データ
  釣果:二人で11匹 尺32cm 30.3cm

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