渓流釣り遡行記2007 2007/3/17 晴れ
那賀川水系
那賀川水系
カシミールで最新の地形図(山旅倶楽部)を眺めていると以前から気になっていた那賀川のながーい支流に林道が通っていてその源流部が何とかなりそうである。その隣の谷の源流部もクネクネ曲がっていて、クネクネ曲がったところにアマゴが棲そうた。2本ともそんなにきつくないから1日で源流2本やれそうである。那賀川の年券購入を兼ねて出かけることにした。
それにしても那賀川は遠いということで、前日439さんの家で1泊、軽く前夜祭をしてから出かけることにした。(439さんは別行動)
それでも、南国からクネクネ谷の車止めまで2時間半・・・・少し仮眠をとる。
入渓地点
車止めから、渓に下りてみると土砂で渓が埋まっていた。クネクネ部分も浅く釣れてくるアマゴ小さい。渓が切り立ってきたのでクネクネに滝でも出てくれないかと思っているとカシミールでイメージしていた淵が現われた。残念ながら顔を見せたのはMAX6寸のアマゴでした。
カシミールでイメージしていたのはこんな感じの淵
後にも先にも、こんな淵はこの淵だけだった
残念ながら顔を出したアマゴはMAX6寸でした。
後にも先にも、こんな淵はこの淵だけだった
残念ながら顔を出したアマゴはMAX6寸でした。
上の淵を越えると、相変わらずクネクネの淵は、土砂に埋まっていた。
漸く、川床の岩盤現われて、なんとなく渓相が良くなってきたところで待望の8寸が釣れた。
漸く、川床の岩盤現われて、なんとなく渓相が良くなってきたところで待望の8寸が釣れた。
アマゴ8寸(24.5cm)
右側の深みの石の中から出てきてパクリ
土砂がなくなり渓相が良くなってきた。
さあこれからだと思ってクネクネを曲がると
伐採で渓が埋まっていた。
伐採で渓が埋まっていた。
さあ、これからだと思ってクネクネを曲がると伐採で渓が埋まっていた。
「なんだこりゃ・・・・」
これじゃ釣りにはならない・・・あえなく納竿
小尾根に取り付いて100m高度を稼ぐ、もう少しで広尾根に出れば車道まで楽勝かなと思っていると伐採の丸太が行手を塞ぎ立ち往生 枝葉に足を取られ滑りながら、丸太を乗り越えてなんとか広尾根に出た。
小尾根に取り付いて100m高度を稼ぐ、もう少しで広尾根に出れば車道まで楽勝かなと思っていると伐採の丸太が行手を塞ぎ立ち往生 枝葉に足を取られ滑りながら、丸太を乗り越えてなんとか広尾根に出た。
車道はかなり遠回りをしている。1時間以上かけて車止めまで帰ってくると車道の整備中、落石や山側の溝に溜まった土砂を道の真ん中に集めて小型のブルドーザーで脇に持っていく、車道に少し残った小さな小石をエアーで吹き飛ばす丁寧な仕事ぶりだ。さすが国道である。
さて困った、2本目の谷は工事を超えて行かねばならない・・・・・・もう少し上に車を置いておけばよかった・・・・後の祭りである。仕方なく谷を下ることにした。
渓を下って民家があるところまで戻ってきて那賀川の年券を買う。
「○×△谷って、もう少し上かいな?」
「ちょっと走ったら、大きな橋を越えてガソリンスタンドの前を曲がったらええわ。○×△谷やった
らアマゴがおると言とったわ」
○×△谷は、十二、三年前の解禁日に来たことがあるが、既に時遅しで4台の車が止まっていて夜明けを待っていた。「これじゃだめだと」引き返したことがある。そのときは暗がりでよく見えなかったが水量がほとんどない谷だったようなことを覚えている。あらためて谷を見てみると全く水がないエンテに埋まった谷だった。
伏流しているのだろうか1kmに満たない場所に水がながれていた。上流はどうかと車を進めたが・・・エンテに土砂が埋まって水が全くない。これで釣りになるんだろうか?年券を売ってくれたおばちゃんも適当に話を合わせてくれただけかもしれへんな・・・・・これから渓変わりする時間もないしエンテから大滝まで釣りあがることにした。
6.1mの竿を気持ちよく振る。6寸から7寸がポツリ、ポツリ釣れる。
年券屋のおばちゃんの話に嘘はなかった。
最後の大滝で9寸前のアマゴが釣れ、ほぼ満足
アマゴ7寸(23cm)
金魚とまではいかないが、朱点が多いアマゴだ。どの渓も最近こんなアマゴが増えてきた。
七間滝というらしい
立派な滝だ。
帰りがけに、地元の人から聞いた。
立派な滝だ。
帰りがけに、地元の人から聞いた。
アマゴ8寸(26.5cm)
滝の落込みの左側に沈み石がある。
その向こう側でアタリがあった。
その向こう側でアタリがあった。
三谷ミートの「手羽唐揚げ
帰りのお土産
酒のアテに最高である。
帰りのお土産
酒のアテに最高である。
当日データ
釣果:25匹 最大26.5cm
釣果:25匹 最大26.5cm
渓流釣り遡行記2007
渓流釣り遡行記2007一覧 吉野川最源流の滝です。30分以上前から魚信は止まっていました。それでも、遡行を続けられる魅力ある渓です。今年も源流に拘った釣りになると思います。
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