渓流釣り遡行記2006 2006/3/18 雨
四万十川支流X谷 439道中記
四万十川支流X谷 439道中記
3月4日の四万十川温泉ツアーでS谷の釣行前にカドやんから、「右支流にはアメゴはおらん」って地元の人が言ってるからやめといたほうが良いんじゃないのと助言があったが、地図を見る限りではなかなか良い谷に見えてしかたなかった。
忠告を無視して一人で入ったのだが、渓相に相反してまったくアメゴはいなかった、やっぱりマイナスの情報も信じないといけないなと反省したのだった。
そして昨晩地図を広げて四万十川支流を探索しているとX谷が目に付いた、たしか「アメゴがおるよ」とカドやんが言ってたはずだ、里川で緩いが源流部で谷が蛇行してポイントがありそうである、堰堤でもあれば大物の出る可能性も十分ある、カドやんの情報を素直に信じて釣ってみることにした。
谷が蛇行した手前に森林組合のゲートがあった、もう少し車で行けると思っていたがしかたない、少し歩いて掘り切りを通過して谷を除くと浅い渕に7寸が見えている、30mほど上流には予想どおり堰堤があるではないか♪。
下降し4.5mの竿で7寸を狙ったが、先に感づかれ逃げられてしまった、6.1mの竿に4mの仕掛けをセットして渕に近づいて行くとかなり水深があり落ち込みまでも距離がある。
数少ないポイントなので慎重に釣らなくては・・・長靴いっぱいに立ち込んで落ち込みめがけて餌を投入、着水は落ち込みの2m手前だった、そのまま深く潜行させるとコツコツッと大物独特のアタリがありラインが左に動いて行く、一発勝負なので十分餌を咥えるまで間を置いた、この数秒が長い、もう一度竿先を叩いた時アワセを入れた。
竿が大きく曲がり青黒い渕の底で魚体が薄白く動くのが見えた、竿で耐えているとやがて魚が浮いてきた、取り込みは渕尻の砂利岸で引きずり上げるつもりだが竿が長いので横に倒すことができない、曲がり切った竿を岸からの枝に絡ますと折れてしまう、後ずさりしながら魚を誘導し、なんとか取り込んだ。
当日データ
釣果:アメゴ1匹 33.5cm
よさくの渓No.255 新規開拓
釣果:アメゴ1匹 33.5cm
よさくの渓No.255 新規開拓
渓流釣り遡行記2006
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