天空の鳥居 稲積山周回

四国の山歩き


南七宝山・不動の滝に向かう
天空の鳥居はいつまでも居たい場所なのだが周回が終わったら車で上ってくるのだからと神社を後にした。そう『天空の鳥居』は車で来るのが一般的・・・・それをどうして態々歩いて登るのか?世の中には前のプロセスが大事なことだってある訳だし時間を掛ければ見えなかったものも見えてくる。
北側の駐車場に下る途中に仁尾展望台があって荘内半島と燧灘が一望できる。
ここも絶景だ。
仁尾展望台

駐車場左横から山道に入る。
不老長寿の神泉の案内があったので山道を外れてみたがショボかった。標高500m未満の山が連なる七宝山系の尾根道ではあるがよく整備されている。また、里山歩きは眺望が期待出来ないのが最大の弱点と云えるが偶に開けた場所から瀬戸内海が見えるのは素晴らしい。
南七宝山に向かう前に1等三角点『高野山』を拾いに寄った。三角点の横に山名指標があり『上之山』チョットややこしいなぁ、こう云うのは三角点名に統一してくれた方が有りがたいと思うのは俺だけではないはずだ。
快適な尾根道
高野山or上之山??

一旦車道を横切って再び尾根道に入る。
車道に2台の軽トラが止まって猟をはじめるらしいので急ぎ足で前進あるのみ、途中まで先陣を切って厳つい顔つきをした猟犬ストーカーされたが吠えられることはなかった。
地図では北から七宝山・志保山・七宝山と表記しているが南の七宝山は南七宝山と呼ぶらしい。ここも三角点名が『桑山』で山名と違っていた。
南七宝山を過ぎると尾根道の案内が『不動の滝』に向かわせようとしていた。予定では稜線を進み301.7の3等三角点『平峰』を拾い高屋町に下ればいいと思っていたがそこまで案内するなら不動の滝に行ってみようと方針を変更した。しかしだ、不動の滝に下ってしまえば車を置いた場所と山を挟んだ反対側になるので長い車道歩きを覚悟しないとならない・・・・
「まぁ、いいか・・・・」

ここも整備された尾根道 猟犬にストーカーされた
稜線と外れた場所に南七宝山の山頂
不動の滝が誘っている。
山道はコルで尾根道から谷筋に変わった。大きな木が沢山生えた広い谷筋だったが水は流れていない。滝から水が落ちているのか?心配になった。谷筋と車道が交差する場所が七宝山系の登山口になっている。車道沿いの砂防エンテには水が溜まっていた。
砂防エンテ
豊中町の展望台
滝の落ち口に立ってみた。「怖い」
滝の水はエンテに溜まった水を一定量流しているみたい
滝の全貌 落差50mとスケールがデカイ

不動の滝横には豊中砕石場があり大型ダンプがひっきりなしに通る。急な坂道なので目一杯アクセルを踏むから排ガスを吸い込むとめまいがしそうになった。
南に張りだした尾根を回り込んだ場所から旧道に入り交通量は少なくなった。昔はメインの道だったことを考えれば車を交わすのがやっとの狭い道で大変さが覗える。
権現稲荷神社
古く傾きかけ色褪せた鳥居が残念
だんだん稲積山が近づいて来た、岩壁を配したカッコイイ山だ。
天空の鳥居がはっきり見えている。
四国のみち案内指標
高屋神社下宮近くの池から見た稲積山、ここまで近付くと鳥居は見えなくなる。ここも本山寺から高屋神社までの四国のみちになっていて最近見慣れた案内指標、高屋神社まで0.4kmとあるが坂道が続きメチャ遠く感じた。
 
山歩き的には稜線を進み三角点『平峰』を拾い下った方が良かったかもしれないが、苦手な車道歩きに慣れておくのもいいかもね。

この後、車で行った『天空の鳥居』は後日、ブログにてアップします。


天空の鳥居 車で行く
四国渓師ブログ  2020/2/5  高屋神社へ車で行くのはなかなか複雑な道筋になる。 昨日はナビに目的地を高屋神社駐車場にポイントして案内して貰ったが七宝山トンネルを潜り仁尾方面へ向かせようとした。流石にトンネルを出たところで間違いに気付...

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