いつもとイメージが違う

渓流釣り遡行記2024
渓流釣り遡行記2024
  吉野川水系   2024/3/15   晴れ
歩きはじめて10分も経ってないのにハァーハァー云わされ息が上がってきた。
「相変わらずキツい登りやなぁ」
ここで足を止めたら『休み癖』がついてしまう軟弱足、登りきるまでは立ち止まるのを我慢できるようになったことが喜ばしい。
解禁当初は、雪が少ないことで渇水を心配していたけど3月は雨の日が多くて水量が多め、1投目で6寸が針掛かりした。
ここ何年か釣り初めはチビしか釣れなかったのは幸先がいい。

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渓が緩くなり良いサイズのアマゴが見えはじめる良淵、アマゴが出るポイントは真ん中の深みなんだけどアタリなし・・・・
奥の岩の間に仕掛けを沈めたら7寸
なんか、いつもと違うなぁ。
大滝までに『つ抜け』
釣れないわけではないが、アマゴのサイズと出る場所のイメージが違っていた。
途中、新しい足跡はないように思えたが通行の邪魔になる木に入った鉈目は古くなかった。
まぁ、考えても仕方ないので大滝を高巻く、湿った土の斜面、ズルッと滑りそうな場所
「足跡は付いてないよね」
右から左へ滝渡りするのがいつものルート取り、水量が多く水圧に押し流されてドボーンになりかねない・・・・。
左から高巻くルートの方が安全かつ楽だった。
雪がある時も岩場が危なっかしいので左から巻いた方が正解のようだ。
アベレージサイズは6寸~7寸、いつもより1寸以上小さいって感じだった。
何年か前、春先の重い大雪で倒れた倒木が集まり重なった場所が何カ所か残っていた。
邪魔な渓を塞ぐ倒木は解消されつつあるのだが淵底に枯れ木が沈んでいる。
仕掛けを淵底に這わしてアタリを取るのがオレ流の釣り方・・・・
仕掛けを失うシーンがいつもより多かった。
2段の滝は水量があると中々の迫力だ。
2段目の滝壺で珍しくアマゴを掛ける。
深い場所で掛け良い引きだったけど僅かに8寸に届かなかった。
陽が当たると黄金に輝くアマゴは健在だった。
実績のある淵が連続する場所なのだが・・・・
どうも大物が出てくれない。
予定では隣の渓の源流も視野に入れていた。
いつもの納竿地点から尾根を登り出したが時間的に厳しいなと思い返した。
それなら、水量が多いこの渓をトコトン詰めるのも有りだなぁと考え渓に戻ってきた。
何淵か釣っていると竿がたためないトラブル・・・・あれこれやっている内に本格的に座り込んで修理しはじめた。15分くらい経っただろうか?漸くトラブルが解消した。
もう、渓を詰めるのが面倒になり納竿
 
尾根を登り林道に出るのもシンドそうなので渓を下ることにした。
この渓を下るのは初めて・・・・谷通しの下りになるのかと思っていたが途切れ途切れになる古い道を見つけ最短で帰って来ることができた。
遡行データ
  2024/3/15 晴れ  吉野川水系
  遡行距離:6.0km 標高差:300m 
  釣果:27尾 最長寸:23.0cm

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