渓流釣り遡行記2024 2024/2/1
7℃、暖かい解禁日を向かえた。
昨日の夜から雨が降り続いているが大した雨ではない。
西へ走れば雨雲は薄らいで行く雨雲レーダーの時系列を信じて家を出た。
車止めで明るくなるのを待つ、雨は小康状態になっているがまだ止む気配はなかった。
気温は高めだが雨が染みこむと体温が奪われる。
合羽2重作戦
下の合羽は上の合羽から滲みだしてきた水を防ぐだけだから中はドライ状態を保てる。
毎年恒例の安全祈願
何となく釣りはじめるより解禁で高ぶった感情を安全意識に向ける機会になる。
この釣りは自然への畏怖の念を持たなければ何れ酷い目に遭う。
上から良型が泳いでいる姿が見えた。
手前の深みに餌を落とすと竿先に反応はあるが喰いが渋い・・・・それなら、白泡の中に入れ壁際を流すと1発で喰らい付いた。
やはり、疑いなく喰うべき場所ってものは存在する。
上から引き抜こうかと思いはしたものの解禁の1尾目は大事にしたい。
テンションを掛けたまま岩場をズリ下がり玉網で掬った。
去年の後半から『8寸釣れない病』を発症したままになっていたが解禁日の1尾目でクリア、再発しないように努めたい。
2尾目の8寸
パーマークよりオレンジの朱点が目立つ魚体、南側の渓はオレンジアマゴが広がってしまった感がある。
目立つから鳥に補足捕捉されやすいと思われるが成長が早いのか?大きくなる個体が多い印象だ。
カッコイイヤツ
「サビが残っているから、まだ早いんじゃない」なんて言われることはあるがサビはアマゴの姿形を精悍に見せる魅力だと思っている。
渓が明けたのに釣りに行かない選択肢はない。
2月は緩い流れの落ち葉の溜まった深みで喰ってくるイメージがある。
2月は緩い流れの落ち葉の溜まった深みで喰ってくるイメージがある。
コイツは落ち込み下の白泡の中から喰ってきた。
今年は暖かくて水温が高い、春先の餌追いがはじまっているようでアマゴの活性が高い。
支流を過ぎるとオレンジアマゴは減りスッキリしたアマゴになる。と言うことは小支流からオレンジアマゴを放流したのか?帰りがけに支流を覗き込んだが釣りができるような水量ではなかった。
大水が出たら面白いことにならないだろうか・・・・最近、どうやったら楽な釣りができるのかを考えることが多くなった。
去年のオフトレは12月半ばに終わり殆ど身体を動かしていない。
久々の渓歩きで疲労困憊・・・・足が痙る寸前だ。
もう、ソコソコ釣ったし、帰り道も長い・・・・写真の滝は20m程の高巻きを強いられる。
どうせ20m登るなら車道まで近くなる訳で納竿してもいいと思った。
20m登り、上を見上げたら足腰に堪える傾斜だったので順路通り進むことにした。
なんてことない落ち込みに続く中淵だが偶に大物が出る。
左の岩横に仕掛けを沈めるとツーンときて合わせたら強い引きに軟調竿が弧を描いた。
アマゴの動きはゆらゆらとゆっくりだがメチャ楽しい。
引きが強いのは立派な尾鰭を備えているからに違いない。
本日の最長寸の28cm、さっきの滝で納竿しなくて良かった。
最後、期待の大淵はチビ助に遊ばれた。
植林の滑りまくる急斜面を登るより天然林の斜面に取り付く方が楽だと分かったのは大収穫だった。
雪の『ゆ』の字もなかった。
帰り道で見たこの氷の塊が唯一の冬景色だった。
山の雪も少ないようなで、この先の渇水が気になりますね。
長い帰り道、概ね下りだが1°にも満たない上りに差し掛かると袋はぎが痙りそうになった。
長い帰り道、概ね下りだが1°にも満たない上りに差し掛かると袋はぎが痙りそうになった。
こんな足では先が思いやられてしまう。
真面目に山歩きをやっておけば良かったと反省するが、もう手遅れだ。
遡行データ
2024/2/1 雨/曇り 吉野川水系
遡行距離:7.0km 標高差:330m
釣果:26尾 最長寸:28.0cm
2024/2/1 雨/曇り 吉野川水系
遡行距離:7.0km 標高差:330m
釣果:26尾 最長寸:28.0cm
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