渓流釣り動画遡行記2022
吉野川水系 2022/3/7 晴れ
吉野川水系 2022/3/7 晴れ
3月になり暖かい日が続いている。
久しぶりにMA谷の源流を詰めてひねりが特徴の大滝を写真に収めようと思った。
雪が深い吹溜り3カ所をなんとかやり過ごし奥の車止めに辿り着いた。
南斜面に位置する緩い渓だから少々雪があっても魚止に届くのではないか思っていたが150m下の谷底の東斜面には谷筋近くまで雪が迫っていた。
「魚止は無理かも知れない・・・・」
と云うか・・・・魚止より相当手前で雪のため通行不能なってしまうように思えた。
釣る距離が短くなってしまういそうなので下の下降林道まで車を回した。
この林道は途中で下ると岩場の上に出て谷に降りる難易度が上がる。
この時期にロープを使うようなデンジャラスな真似はしたくないので林道に沿って歩いた。
支流と交差した場所から本筋に下りはじめる。
途中、岩壁に囲まれ凄みがある大滝で竿を出したがアタリはなかった。
クネクネと曲がりくねった渓、日当たりが悪い東斜面には最初から雪が残っていた。
まぁ、渓筋に雪がないのでしばらくは遡行に問題ないだろう。
なかなかアタリがない中で最初の1尾目
水に手を浸けたら痛いくらいの冷たさだった。
渓は2mくらいの高さを持った落ち込みの下に中淵が連続して渓相は抜群に良く釣りやすい
釣れるアマゴのサイズは5~6寸ってところ
大体は淵の真ん中の深いところで喰ってくる。
落ち込みの中に仕掛けを入れても反応はなく大物は巣穴でジッとしているようだ。
偶に大滝が現れるが巻き道は明確
釣れ方は淵と変わらず深みのあって水の流れの緩い場所
流心や渕尻の反応が鈍く、まだ積極的に餌を追う素振りは見せてくれない。
まだ痩せているが8寸を超えていた。
この状況で8寸が釣れたのは悦ばしい。
ポイントは日当たりがいい場所です。
見覚えのある幅広で壁に付いた苔が美しい2条の滝
奥の溜まりが深くなっているが6寸止まりだった。
日当たりがいい場所でも雪の吹溜り
赤い朱点が多いアマゴ
この水系はオレンジの朱点を持ったアマゴが幅を効かせているので赤い朱点のアマゴが釣れるのは珍しい。
昔は赤い朱点のアマゴも多かった記憶があるので古い系統を引き継いだ生き残りなのかも知れない
二又手前の淵
この淵を越えると渓が深い雪に埋まっていた。
この淵を越えると渓が深い雪に埋まっていた。
膝くらいまで雪に埋まり前に少し進むにも時間が掛かり先の展望が見えないので納竿した。
帰りの林道に雪が積もっていたのと車道の標高とほぼ同じなので少し登ってみる。
30mくらい登ると垂直の岩壁が立ちはだかり前に進めない。
「登り損や!!」 文句を言いながら岩壁に沿ってトボトボ下る。
岩壁が途切れた場所に上に続く踏み跡があった。
下って登るのはロスでしかないので踏み跡に取り付いた。
これが地獄の急斜面で立木を掴まないと登れないレベル・・・・
まぁまぁ、早じまいで時間はたっぷりあるし山中でルートファインディングするのは面白い。
意識の大半は車道のある左方向にあった。
右の緩尾根の存在は確認していたが登山道と交差するまで距離が長いので足が向かなかった。
あまりの急斜面に堪りかねて緩尾根に取り付いた。
メチャ楽・・・・それどころか登山道と交差する前に車道に続く地図にない横道が現れた。
まだ、今日の続きをやるかどうかは決めていないが、緩尾根から入渓して横道から帰ってくるルートが視野に入ったのは悦ばしい。
遡行データ
2022/3/7 晴れ
遡行距離:4.0km 標高差:300m
釣果:22尾 最長寸:24.5cm キープなし
2022/3/7 晴れ
遡行距離:4.0km 標高差:300m
釣果:22尾 最長寸:24.5cm キープなし
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